ピレリの最も硬いC1コンパウンドがポルトガルGPでデビュー

ピレリタイヤ【ポルトガルGP/アルガルベ、2020年10月22日(Pirelli)】


2020年に初めてF1レースを開催したアルガルベ・サーキットが今年も第3戦ポルトガルGPの舞台としてカレンダー入りした。正式決定は3月のことだった。

ここでは最も硬いC1コンパウンドが白のハードとして、黄色のミディアムにC2、赤のソフトにC3が選ばれた。2020年にも同じ種類が選ばれており、要求の多さを特徴とするアルガルベのサーキットに合わせた指定となっている。

昨年は10月後半の涼しいコンディションだったが、今年は時期的にかなり暖かい気候となることが予想され、サーキットが位置する内陸では気温が20度を上回ることも珍しくない。

サーキット自体は2008年にオープンしているが、高低差の変化が多く、ミスを許さないレイアウトは伝統的サーキットのような雰囲気を感じさせる。しかし、コース幅は広めで複数のラインを取ることが可能なため、それがオーバーテイクに役立つ。ヘビーブレーキング時にタイヤには横と縦の両方向に負荷がかかる。

昨年はレース前に路面が再舗装された結果、驚くほどのグリップの低さをもたらしたが、今年はアスファルトも落ち着いて、グリップ力は増すと思われる。

「タイヤマネジメント、そして硬めのコンパウンドを作動ウインドーに入れることが、いくつかの理由により、昨年のポルティマンのレースでの重要なテーマだった」と自動車レース責任者のマリオ・イゾラは述べた。「だが今年は、気候の違いや路面が進化している可能性を考えると、完全に別のチャレンジになるかもしれない。新構造のタイヤは2021年最初の2レースで良いパフォーマンスを見せており、今回はレンジの中で最も硬いコンパウンドがデビューする。このサーキットがタイヤに与える独特の要求に加え、暖かい天候によってその要求が厳しくなることにも対処できるようにするための判断だ。昨年のレースでは3種類のコンパウンド全てが使用され、さまざまな戦略と使い方が見られた。前回は低温で風が強く、時折小雨が降るコンディションで、週末を通して状況は変化した。タイヤパフォーマンスに関しては、新しい路面が低グリップをもたらすキーファクターとなり、その他ウオームアップとグレイニングも関連ファクターとなった」

【M】