「自分自身にがっかり」も多くを学んだ角田

アルファタウリの角田裕毅【エミリア・ロマーニャGP/イモラ、2021年4月18日(Pirelli)】


18日(日)、シーズン第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝レースに挑んだアルファタウリのピエール・ガスリーはウエットタイヤを履いた第1スティント終盤に順位を落とすも、さまざまなドラマによってめぐってきたチャンスを最大化して7位入賞を果たした。当初、ガスリーは8番目にチェッカーフラッグを受けていたが、ランス・ストロール(アストンマーティン)に5秒のタイムペナルティが科された結果、ガスリーが7位に繰り上がり、ストロールが8位となった。

予選でクラッシュを喫した角田裕毅はパワーユニット、ギアボックス、エキゾーストシステムを新しくしてレースに挑み、最後尾スタートから他車の離脱などで一時は入賞圏内を走ったが、赤旗中断後にレースが再開されてほどなく、単独スピンを喫して後退し、13位完走にとどまった。

ピエール・ガスリー

「一喜一憂の1日だったのは間違いない。5番手からのスタートだったけど、スタートのタイヤで異なる選択をしてあっという間に後方に落ちてしまった。すごく気落ちしたけど、そこから戦い続け、赤旗の後で再び前に出て、最終的には8位でゴールした。レースの後で7位に上がり、最終的な順位としては満足している。チームにとって貴重なポイントを何とかリカバリーすることができたのは本当にポジティブだ。土曜日にはクルマのポテンシャルをみせることができ、次のレースでは週末全体をうまくまとめる必要がある」

角田裕毅

「家で見てくれた人には素晴らしいレースだったと思いますが、自分に対してとてもがっかりしていますし、チームには申し訳ないという気持ちでいっぱいです。赤旗の後でスピンしたのは本当に恥ずかしく、あのときまではとてもいいレースができていて、ペースも良かったんです。自分にとってウエットで走るF1は初めてで、特に加速で十分に気をつけないといけないことを学びました。雨が降る中、インターミディエイトタイヤでスタートするのはさらに難しかったですが、さまざまコンディションでコンパウンドの違うタイヤがどうのように機能するのか理解するチャンスでもありました。僕にとって、今日はポイントの可能性もありましたが、まだまだ学習中で、この経験を次のレースに生かしたいです」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「今日のレースは多くの出来事があった。ピエール(ガスリー)がある程度ポイントを獲得した一方、自ら苦境を招いてしまい、この週末パッケージが本来持っていたポイントを得られなかったことも事実だ。チーム全体が落胆しているのは間違いないが、率直かつ実践的に今日のレースを見直し、次のグランプリでより強力なパフォーマンスを出せるよう課題を解決してきたい」

【N】