フェルスタッペン、今季初勝利も「改善に向けて頑張らないといけない」

レッドブルのマックス・フェルスタッペン【エミリア・ロマーニャGP/イモラ、2021年4月18日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


18日(日)、シーズン第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝レースでレッドブルのマックス・フェルスタッペンはスタートダッシュを成功させてラップリーダーに躍り出ると、セーフティカー導入や赤旗中断など波乱の展開となったレースで速さを示し、トップチェカーを受けて今季初勝利を挙げた。

フロントローからスタートしたチームメイトのセルジオ・ペレスはスタート後に順位を落とすも好位置をキープしていたが、単独スピンを喫してポジションを落とし、12位フィニッシュにとどまっている。

マックス・フェルスタッペン

「チームのみんなやHondaのためにも、今日の勝利はとてもうれしい。僕たちはスタートの蹴り出しがとても良く、あれが鍵になったのは間違いない。昨年はウエットのスタートが常に難しかったから自分でも驚いたよ。でも、僕たちはそれを克服するために頑張ったし、うまくいった。レースのコンディションは難しく、特に序盤はコースにとどまることすらかなり難しかったけど、トラブルには巻き込まれなかった。ルイスがかなり迫ってきていたから、僕たちに圧倒的なパフォーマンスがあったとは言えない。アクシデントの後でも彼にはいいペースがあって、2位にまで戻ってきたしね。僕たちが勝てたのは、正しいタイミングで正しいタイヤの判断をし、こういった状況でもチームが全てをうまくやったからだ。タイヤが減っていく中、スリックに交換するタイミングを見極めるのは簡単ではないけど、僕たちは正しい判断ができた。再スタートの時、タイヤを温めようとスロットルを空けたときにヒヤッとする瞬間があったけど、スピンしなかったのはラッキーだった。まだとても接近しているから、改善に向けて頑張らないといけないけど、今日のこの結果には大満足だよ。ポルティマンは素晴らしいコースだから楽しみにしている。それからはみんながよく知っているバルセロナだ。何ができるか見てみよう。でも今のところはいい形でシーズンが始まった」

セルジオ・ペレス

「今日のコンディションは本当に難しく、いくつか致命的なミスを犯してしまった。タイヤの温度を維持するのが難しく、セーフティカー中にコースアウトして、10秒のペナルティを受けた。クルマに慣れて学んでいくのが重要なのはもちろんだけど、僕はレースを台無しにしてしまった。反省しているし、チームにも申し訳ないと思っている。再スタートの時点で表彰台は間違いなく、今日はクルマのペースも良かったから、1-2フィニッシュでもおかしくなかった。今は次のレースに集中し、チームとしてハードワークし、より強くなっていきたい」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「とりわけバーレーンであれだけの接戦を落としたあとだけに、今日、優勝できたことはわれわれにとって素晴らしいことだ。マックスは午後を通してミスなく完璧なドライビングを見せてくれたし、チームは完璧なタイミングでピットストップを実行してくれたので、今回の勝利はそれに見合う結果であり、われわれにとっては重要な勝利だ。マックスはレースに向けて気合いが入っており、最高のスタートを決めてターン1に向かい、そこでは2人のタフなドライバーたちがコース上のポジションを競って互いにプッシュし合う、誰もが見たがるバトルが繰り広げられた。ルイスは今日も非常に速く、特にレース終盤は彼らのタイヤデグラデーションがとても低いように思われた。今日は彼らの方がわれわれよりも速いマシンを有していたかもしれないが、シーズン初勝利を手に入れることができたのは最高だ。セルジオにとっては非常に残念なレースとなり、昨日はあれだけ素晴らしい日を過ごしたにもかかわらず、何ひとつうまくいかず、フラストレーションがたまっただろうが、徐々にマシンに慣れてきており、きっとまた強くなって戻ってきてくれるだろう。この勢いを残りのシーズンにつなげていかなければならず、メルセデスにプレッシャーをかけ続けていくつもりだ」

【N/c】