問題発生も「学ぶことは多かった」とハミルトン
27日(木)、メルセデスはカタロニア・サーキットでプレシーズンテストのプログラムを継続したものの、午前はダンプコンディションに見舞われ、午後にはトラブルが発生したことから、バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンの周回数は合わせて61周にとどまった。
ルイス・ハミルトン
「今日は14周しかできなかったけど、この14周を走る間はすべて問題なかった。1日を通して走れなかったことや問題を抱えたことは理想的じゃないけど、今日の作業から学ぶことはたくさんある。ネガティブなことを見るよりも、取り組むべきことをいくつか見いだしているし、それらを解消できるように必死にプッシュして、取り組み続けるだけ。明日の朝、またマシンに戻るのが楽しみだし、すでに走り込んだマイレージをさらに伸ばせることを期待している」
バルテリ・ボッタス
「確かに、今朝の走行はウエットコンディションのせいでわずかに限定的だったけど、インターミディエイトタイヤで数周を走れたのは有益だ。あのコンディションでタイヤの感触はいい感じだったし、いくつかいい情報も得られている。午前のセッションは赤旗があって少し中断したから、予定していたテストアイテムの一部ができていない。それでも、何回かは良いロングランもできたし、セットアップ作業も完了しているから、しっかりと走れたと思う。あと1回、午後のドライブが残っているから、それを楽しみにしている。僕はもうレースの準備が整ったと思っている。あちこちにいろいろと問題はあるけど、チームは解決するためにがんばってくれているし、明日に向けて何もかも解消できるはずだ」
ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)
「6日しか冬季テストがない中で、その半日をガレージで過ごすことになったのはフラストレーションを感じる。とはいえ、今朝はバルテリとともに良い作業ができた。加えて、午後にルイスとともに走った1回のランでマシンから非常に有益なデータポイントを得ることに成功した。マシンの挙動についてさらに学べたことは満足しているし、風が強いコンディションでもマシンにそれなりのペースがあると分かって安心した。両ドライバーとともに、柔らかいタイヤコンパウンドを試し、シングルラップのセットアップとパフォーマンスに取り組む予定の明日を楽しみにしている」
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