アビテブールがルノー離脱、ローラン・ロッシがアルピーヌF1の総責任者に

ルノーのエステバン・オコン【アブダビGP/ヤス・マリーナ、2020年12月11日(Renault Sport)】
ルノーのエステバン・オコン【アブダビGP/ヤス・マリーナ、2020年12月11日(Renault Sport)】

2021年シーズンの本格始動を前に、シリル・アビテブールがF1チーム代表の座を退くとともにルノーを去った。

ルノーグループは11日(月)、同社の戦略事業開発ディレクターのローラン・ロッシを同日付でアルピーヌブランドの最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表。ロッシはアルピーヌの市販車、スポーツ、F1、競技活動の責任者として、ルノーグループのCEOであるルカ・デ・メオの直属となるという。

ルノーグループを離れることになったアビテブールは「長年にわたり、私を信じてくださったルノーグループに感謝申し上げる。チームが再編して再出発することになった2016年以降については特に感謝している。その間に築き上げてきたレーシングチームの堅実な基盤とフランスおよびイングランドの組織、より経済的に持続可能なモデルとなるよう取り組まれているF1の戦略的な発展、最近で言えば新たな意味とダイナミズムをもたらすアルピーヌプロジェクトなど、すべてが非常に素晴らしい軌跡につながっている。アルピーヌの事業部隊の構築に携わらせてくださったルカ・デ・メオに感謝するとともに、新しい体制での成功をお祈り申し上げる」とコメントしている。

2000年にメカニカルエンジニアリング部の一員としてルノーでの活動をスタートさせたロッシは、2009年にハーバードビジネススクールでMBAを取得した後、ボストン・コンサルティング・グループに雇用され、自動車業界の専門家としてニューヨークオフィスに勤めた。2012年にはグーグルに加わり、自動車業界の主要な得意先との事業開発の責任者として活躍。戦略事業開発ディレクターとしてルノーには2018年に復帰している。

「2016年には最後から2番目だったルノーF1チームを昨シーズンには表彰台に導くなど、絶え間ない関与を続けてくれたシリルに心から感謝したい。2007年から彼がF1で取り組んでくれた注目に値する仕事のおかげで、今年の表彰台獲得に向け、強力なチームと新たなアルピーヌF1チームのアイデンティティを生かし、将来を見据えることができる」

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