最終戦ではペナルティポイントなし、マグヌッセンに戒告【アブダビGP:ペナルティポイント】
シーズン最終戦アブダビGPではハースF1のケビン・マグヌッセンに戒告処分が言い渡された。
マグヌッセンは金曜フリー走行2回目終了時にピットエントリーでミスを犯し、ピットに戻るためにチェッカーフラッグ後に追加ラップを行ったことに対して今季初回の戒告を受けている。今回のマグヌッセンには影響なかったものの、同一シーズンにドライビングに対する戒告を3回受けたドライバーは、次戦で10グリッド降格処分を科される。
この週末にペナルティポイントを加算されたドライバーはいなかった。
ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12カ月有効。累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、実質的に次のレースに出場できない。
今季は新型コロナウイルス感染症の影響を受けてシーズンのスタートが大幅に遅れており、王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)が開幕戦で科された4点のペナルティポイントは、2021年暫定カレンダーで言えば第10戦オーストリアGP決勝まで消滅しない。
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