チャンピオンマシンのドライブは「楽しかった」とバンドールン

ストフェル・バンドールン【アブダビテスト/ヤス・マリーナ、2020年12月15日(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team)】


メルセデスは15日(火)、ヤス・マリーナ・サーキットで実施されたアブダビテストに参加し、リザーブドライバーのストフェル・バンドールンとフォーミュラEでメルセデスを駆るニック・デ・ブリーズが2020年のタイトルを獲得したW11をドライブした。

バンドールンにとっては今回がW11の初走行となり、デ・ブリーズにとってはF1マシンのステアリングを握ること自体が初めての体験だ。両ドライバーともシンルグラップとロングランの経験を積みながら、セットアップ変更がマシンバランスにもたらす効果を理解し、2020年のピレリタイヤの挙動に対する理解も深めている。デ・ブリーズは2番手タイムを刻み、バンドールンが3番手に並んで1日の作業を終えた。

ストフェル・バンドールン

「今日はW11に乗って本当に楽しかった。ショートランもロングランも走って大量の周回を走破できた。かなりスムーズな1日だったし、今朝のセッションではトップタイムを刻んでいる。今回のチャンスを与えてくれたチームには本当に感謝したい。だってチャンピオンシップを制したF1マシンをドライブするチャンスなんてそうそうめぐってくるもんじゃないし、本当に特殊なことだからね。W11をドライブできたのはかなりの特権だと思っている。すごく最高の1日だ。PR活動のために空港に向かわないといけなくて、午後は少し早めに切り上げないといけなかったけど、それでも今日マシンで過ごした1日には本当に満足しているし、年の瀬にW11をドライブするチャンスを得られてとてもうれしかった」

ニック・デ・ブリーズ

「今日は本当にスペシャルだ。F1デビューを果たしたんだからね。なんてすごいマシンなんだ。別世界から来たみたいだ。ブレーキもかなり遅くできるし、コーナーであんなにスピードを維持できるなんて。ドライブできて本当にうれしい。1日を通した自分の進歩にもとても満足しているし、取り組んだ作業も満足している。マシンに乗ってあんなに早く落ち着けるなんてだいぶびっくりだったけど、チームがかなり支えてくれたし、僕ができるだけ落ち着けるように、やれることはすべてやってもらった。今回の本当にユニークでスペシャルなチャンスを与えてくれたメルセデスに本当に感謝している。とても素晴らしい1日だった」

アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)

「W11をコース上で見るのは今日が最後、ここからしばらくはなくなるので、われわれのフォーミュラEドライバーであるニックとストフェルにラストランを託せてよかった。2人とも素晴らしい仕事をしてくれた。ストフェルは過去数年を通して旧型車をドライブしたことはあったが、W11をドライブするのは今回が初めてだったので、彼のフィードバックを得るのは興味深かった。残念ながら、フォーミュラEチームの仕事があって早めに切り上げなければならず、終盤の涼しいコンディションでの走行を逃してしまったが、プログラムはすべて完了している。ニックはF1マシンで過ごす初日にもかかわらず、素早くスピードに乗り、低燃料でも高燃料でもペースを見いだすなど印象的だった。ストフェルもニックもシミュレーター作業でF1プログラムに貢献してくれているので、今日は彼らに実際のマシンをドライブしてもらう素晴らしく有益な機会になった。2020年シーズンを締めくくる上で良い形になったと思っている」

【C】