125周を走破したミックに「とても満足」と小松エンジニア

ミック・シューマッハ【アブダビテスト/ヤス・マリーナ、2020年12月15日(Haas F1 Team)】


15日(火)、ハースF1はミック・シューマッハとともにアブダビテストに参加し、今年最後の走行プログラムを完了した。

同じヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPの初回セッションでハースF1マシンを初ドライブしたミックは来季のレースドライバーを務めることが決まっており、今回のテストでは125周を走破している。

午前中にピレリのC4タイヤを履いて53周したミックは軽い燃料での走行や燃料を多くしてのランを通してマシンバランスの作業に取り組み、午後には柔らかいC5のコンパウンドに履き替えて周回を重ねた後、C4に戻してロングランも走り、72周を追加した。

ミック・シューマッハ

「とてもいい気分。もちろん、たくさん走れたことは本当に満足している。テストでいつもこれだけ走れるわけじゃないからね。僕たちは多くの周回を走ること、有益なラップをたくさん走ることに集中した。それがとても大事なこと。今日の重要なポイントはタイヤをもう少し理解することだった。その点でロングランはとても良かったと思う。大事なポイントは達成できたと思うし、来年のタイヤは少し変わってくるかもしれないけど、自分のやるべきことに関してはかなりしっかりと知識を増やせている。とてもいい感じだったし、チームも満足してくれているから良かった。マシンに乗れて本当にうれしかったし、ドライブするのはとても楽しかった。来年が本当に楽しみだ」

小松礼雄(エンジニアリングディレクター)

「ミックが1日を通してマシンに乗るのは今日が初めてでした。彼がマシンを理解できるように集中し、その後、マシンバランスを調整してミックの力を最大に引き出せるようにしました。一発のパフォーマンスやそういったことには焦点を当てておらず、シンプルに、彼に異なる燃料量などさまざまなことを理解してもらえるようにしたかったんです。また、重い燃料を積んでタイヤマネジメントにも取り組んでいます。路面温度が高い時間帯と、終盤にかけて路面温度が下がっていったタイミングでロングランの経験を積んでもらえたことはミックにとって本当に良かったと思います。ロングランではC4とC5の両方のタイヤを使いました。彼は自ら多くの調整に励み、使えるツールをしっかりと生かしていました。ですので、今日はとても良い1日でした。彼は125周を走破し、肉体的な部分はまったく問題ありません。今日、われわれが達成したかったことについてもプログラムを完全に理解してくれていました。それから、F2のピットレーンで11回のスタートにも臨み、時間が経つにつれて手順もうまくなっていきましたし、とても良いレベルに達しています。全体として、われわれはとても満足しています。彼の姿勢は素晴らしく、プログラムに対する理解もそうですし、マシンへの理解もエンジニアたちとの取り組みも、タイヤマネジメントに関しても改善しているので本当に素晴らしいと思います。とても満足しています」

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