アロンソ、「競争力を求める気持ちに少し火がついた」

フェルナンド・アロンソ【アブダビテスト/ヤス・マリーナ、2020年12月15日(Renault Sport)】


ルノーは15日(火)、2020年最後の走行プログラムに取り組み、アブダビGPの会場となったヤス・マリーナ・サーキットをフェルナンド・アロンソと周冠宇(ゾウ・グァンユウ)が走行した。

両ドライバーとも生産的な1日を過ごし、105周を走って全体のトップタイムを記録したアロンソは来シーズンのF1復帰に向けてはずみをつけている。周は午前のセッション中にターン19でスピンを喫してしまったが、そこからうまく立て直して98周を走り込んだ。

ルノーは今回のテスト走行の目的について「低燃料の予選シミュレーションと燃料を多くしたレースランを通して両ドライバーに近代F1マシンの経験を積ませること」だったと説明している。

フェルナンド・アロンソ

「マシンに戻れてうれしかったし、本当に最高だったよ。特にレースチームと一緒だからね。準備として2018年型マシンをドライブしたけれど、今回はもっと本格的だし、競争力を求める気持ちに少し火がついた。近代マシンの感触を得られたことは素晴らしかったし、そのマシンで何ができるのか経験できたことも良かった。(レース)週末中にチームの進歩の様子を近くで見ていたから、外側から学んで、その後、今日はコックピットの中からいろいろと学べたことはよかったと思っている。シート合わせやペダルポジションなど、準備作業として基本的なことはたくさんファクトリーでやってきたから、冬季テストが1日半しかない来年はそれが役に立つはずだ。今日は作業を完了できたし、いい感じのスピリットを持って、チームのみんながやる気に満ちた状態で、クリスマスと新年を迎えられる」

周冠宇

「まずまずの1日だった。すぐにマシンに慣れたし、レースランやパフォーマンスランを含めてたくさんの周回を走れたから、本当におもしろかった。ペースはそれなりに安定していたから、それに関しては満足しているし、特に今朝のパフォーマンスランは良かったと思う。いろいろとテクニカルなことはあったけど、これはテストだから。それでもたくさん走り込めたし、それが一番の目的だった。本気でラップタイムを求めていたわけじゃない。チームと一緒に過ごした過去2回のセッションで、レース週末の夜のセッションと比較して良いマシンバランスを見いだせていたから、それがチームにとってはポジティブだったと思っている。全体として2020年型マシンの初ドライブにはとても満足しているから、チャンスをくれたルノーに感謝している」

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