ルノーでのラストラップでファステストを刻んだリカルド

ルノーのダニエル・リカルド【アブダビGP/ヤス・マリーナ、2020年12月13日(Renault Sport)】


13日(日)、シーズン最終戦アブダビGP決勝レースでダニエル・リカルドとエステバン・オコンが7位と9位でゴールしたルノーはダブル入賞で1年を締めくくった。リカルドはファイナルラップでファステストを刻んで1ポイント多く手に入れている。

ダニエル・リカルド

「11番手スタートだったことを考えれば、今日のレースを7位で終えられたことにとても満足している。序盤のハードタイヤのスティントは本当に力強くて、マシンの感触はずっと良かった。セーフティカーがいろんなことを少し変えてしまったけれど、前にいるマシンに追いつけるほど速い前進を達成できなかったんだ。コンストラクターズ選手権3位でフィニッシュすることはできなかったけれど、全体としてはチームにとって強力なシーズンだったし、昨年に比べたら素晴らしい前進を遂げたと思う。僕がこのマシンで走った最後のラップがファステストだった。必死にプッシュしたよ。最高だね! 最高の2年間を本当にどうもありがとう(編集部注:メルシーボークーとフランス語で発言)」

エステバン・オコン

「今日は僕らにとってチャレンジングなレースだったけど、ランスをオーバーテイクしたラストラップの締めくくり方には満足している。最後まで戦ったから、それについては満足できるはず。見直すべきところはいろいろあるし、簡単な第1スティントではなくて数台の後ろでスタックしてしまった。でも、終盤にかけてはマシンの力が戻ってきて本当に楽しかった。今日のレースは僕らの1年を物語っている気がする。スタートは最高じゃなかったけれど、最後はうまく締めくくったってところがね! 改善できるエリアは分かっている。今シーズンを通してハードワークに努めてくれたチームのみんな、エンストンとヴィリーのファクトリーにいるみんなに本当に感謝している。それから、今年、僕のチームメイトとして一緒に過ごしたダニエルにも感謝している。彼の次の旅路が成功することを願っている」

シリル・アビテブール(チーム代表)

「強さはあったにもかかわらず、今日のレースでチャンピオンシップの困難な状況と昨日の失意の予選を覆すことはできなかった。プラクティスでは速く、レースのファステストラップは取ったものの、われわれのスターティングポジションからすると、今日の全体的なパフォーマンスはこれがベストだったと言うしかないだろう。ダニエルに関してはリバース戦略を成功させることができた。彼はハードを履いた第1スティントで見事なドライビングを見せ、長く走り続けてセーフティカーの機会を待った。結局は出なかったが、最終的に4つポジションを上げてファステストラップを獲得した。他のどのドライバーよりも成果を挙げている。エステバンはより標準的なレースとなり、ミディアムでやや苦戦したが、最終ラップでストロール(レーシング・ポイント)をオーバーテイクしてわれわれを大いに喜ばせてくれた。そのファイティングスピリットによってわれわれは1周のうちに3ポイントを獲得しており、これを週末の成果とし、それを糧にこれからもチーム作りをしていきたいと思う。今日の努力にもかかわらず、われわれはランキングを5位で終えた。ほんの数レース前の位置を思うと残念だが、ここから築き上げていくためのしっかりした基礎がある。来年に先立って改善の必要な細かい手順が複数あり、一方でマシンの全体的なパフォーマンスは今年やってみせたようにもう一歩前進が必要だ。ひとまず、レースチームは火曜日のテストを終えればこれまでの労にふさわしい休暇に入る。しばしば個人的な犠牲を伴いながらもガイドラインに従い、統制とコミットメントを見せてくれた彼らにとても感謝している。願わくは、来年はもう少し平常に近づいてほしいものだ。マクラーレンにも祝福を送りたいと思う。共に旅を歩み始めた時の彼らは9位だった。それが今や3位フィニッシュだ。彼らの再生に直接貢献できたことを誇りに思う」

【C/M】