ミックのF1昇格決定をフェラーリ代表のビノットも祝福

ミック・シューマッハ【(Haas F1 Team)】


また1人、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーがF1へと巣立つことになった。7度のワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハの息子で、現在F2選手権をリードしているミックが2021年にフェラーリエンジンを搭載するハースF1チームの正ドライバーとなることが発表された。

手始めとしてミックはアブダビGPの金曜フリー走行1回目でハースF1のVF-20をドライブする。また、15日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで行われる若手ドライバーテストにも参加することになっている。

同じアカデミー出身のジュール・ビアンキ、シャルル・ルクレールの足跡をたどることになったミック。2人もジュニアカテゴリーからフェラーリのカスタマーチームでF1デビューを果たしており、FDAはいずれフェラーリでドライブさせることも視野に入れてミックの成長を見守っていくという。彼は引き続きFDAのメンバーであり、フェラーリとは長期の契約下にある。

F1昇格発表後の第一声で、ミックはフェラーリとFDAへの感謝を述べた。「彼らは僕を信じ、僕自身が全ての実力を出せるように手を差し伸べてくれた。僕はF1に行くという夢を達成できるということを一度も疑ったことはない。それを可能にしてくれたみんなに感謝したいし、新チームで仕事を始めるのが待ち切れないよ」

F1と連動して開催されるF2は今週末が最終戦。現在チャンピオンシップリーダーのミックは有終の美でシリーズを卒業したいところだ。彼は同じFDA仲間のカラム・アイロットには14ポイント、ロシア人ドライバーで来季ハースF1のチームメイトになるニキータ・マゼピンには43ポイント差をつけている。

フェラーリF1のチーム代表、マッティア・ビノットは次のように述べた。

「ミック・シューマッハが来シーズン、ハースF1チームのドライバーとしてF1デビューすることになり、うれしく思う。ハースF1にはスクーデリア・フェラーリとの間に築かれた強く良好な関係があり、優秀な若手であるミックは過去数年と同様にFDAのサポートを受けつつ、これから彼らとともに着実な進歩を遂げることができるだろう。フェラーリとは長期的な関係を結んでいるため、われわれはドライバーとしても個人としても、彼の今後の前進を見守っていく。ミックのF1昇格は、若手ドライバーの前進を助けるFDAの有効性をさらに明確に証明するものだ。彼がアブダビ最初のフリー走行、そして12月15日の若手ドライバーテストでステアリングの後ろに座る姿を見るのが待ち遠しい」

【M】