ベッテル、「全体的には難しいレース」

フェラーリのセバスチャン・ベッテル【バーレーンGP/サヒール、2020年11月29日(Scuderia Ferrari)】


29日(日)、シーズン第15戦バーレーンGP決勝レースでフェラーリのシャルル・ルクレールが10位入賞を果たすも、セバスチャン・ベッテルは13位完走にとどまった。

セバスチャン・ベッテル

「今日唯一の朗報はたぶん、ラジオでロマン(グロージャン/ハースF1)の無事を聞いたことだと思う。ピットレーンに戻ってマシンを飛び降りたら映像が見えた。ロマンのマシンからの脱出は信じられないくらいすごかったよ。正直に言うと、あまり映像を見ないようにしたんだ。僕のレースは第1スティントが良くなかった。ペースがなかったし、順位をいくつも失った。レースが進むにつれて状況は改善し、最後はフリーエアがあったからそれほど悪くはなかったけど、全体的には難しいレースだった」

シャルル・ルクレール

「ロマンのクラッシュの後はものすごく気分が落ち込んだ。レース中にこんな気分になるのは初めてだったかもしれない。僕は攻防戦を繰り広げていたから、バックミラーで何が起きたか見ていたんだ。ターン9に入る時には炎上しているのを見たから、心配になってロマンのニュースを待っていた。長い時間がたったように感じられた後に彼の無事を知らされて本当にうれしかった。僕たちのマシンの安全に努めてくれているすべての人のおかげだよ。彼らの本当に素晴らしい仕事を見ると感激するよ! ロマンが無事だと分かってからはまたレースに集中した。今日は僕たちにとって難しいレースで、速さが足りなかった。最高のスタートを決めたけど、残念ながらその後の道のりは険しかった。10位は今日の僕たちにとってベストの結果だ。あと2戦残っているから、最善を目指して頑張るよ」

マッティア・ビノット(チーム代表)

「今日のレース結果は、悲惨なアクシデント後にロマン・グロージャンがマシンから脱出したときに感じた安堵(あんど)の二の次だ。彼が軽傷で済んだことは、安全面に関してFIAが達成してきた素晴らしい仕事の証拠であり、グランプリの最前線で活躍する全員の勇敢さとプロフェッショナリズムのおかげだ。昨今の進歩とヘイロー導入に関わるすべてのことがなければ、われわれは悲劇についてコメントすることになっていたかもしれない。われわれのレースに関しては、失望しているものの、今週末に苦戦するだろうことは金曜日の出だしから分かっていた。これから数日あるので、すべてのデータを慎重に分析し、来週末に向けてマシンのハンドリングの改善方法を調べていく。サヒールにとどまるため、路面コンディションや気温に変わりはないものの、初めて違うレイアウトでレースをすることになるので、われわれにチャンスをもたらしてくれるかもしれない。そのチャンスをつかめるかどうか、今日以上にうまくやれるかどうかは自分たちの手にかかっている」

【SC/C】