ペレスの走行を妨害したとしてサインツに3グリッド降格処分

マクラーレンのカルロス・サインツ【トルコGP/イスタンブール、2020年11月14日(McLaren)】


トルコGPのスチュワードは14日(土)に行われた予選セッション中に、他車の走行を妨害したとしてマクラーレンのカルロス・サインツに3グリッド降格処分を言い渡した。

悪コンディションの影響から長時間の赤旗中断となった予選Q1を終え、予選トップ10入りをかけた激しいバトルの繰り広げられたQ2で、濡れた路面に足を取られてふらついていたサインツは、後方を走っていたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスの前を塞ぐ格好となった。

セッション後、両名からヒアリングを実施したスチュワードは裁定を記した声明の中で次のように説明している。

「スチュワードはカーナンバー11のドライバー(セルジオ・ペレス)、カーナンバー55(カルロス・サインツ)、および両チームの代表者から話を聞き、複数のアングルから撮影された映像証拠を見直すとともに、カーナンバー55の無線メッセージも確認した」

「カーナンバー55がピットを出てきている際に、カーナンバー11がターン1を通過した。カーナンバー11はターン2から3にかけてカーナンバー55につかまり、その時点しかり、続く複数の連続するコーナーを通してもカーナンバー55によって不必要に妨げられている。異常な路面コンディションが今回の状況に影響をきたしたことは明白でありながら、チームからの無線コミュニケーションではカーナンバー55に対して、カーナンバー11が後方にいることが明白に警告されていた」

「FIA国際競技規則第15条、ならびにFIA司法および懲罰規則第10条1項1号に則り、当該期間内であれば、コンペティターはスチュワードが下した特定の裁定に対して控訴する権利を有している」

サインツは予選を13番手で終えていたため、決勝レースは16番グリッドに並ぶ予定。これに伴い、予選14番手から16番手だったシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファ・タウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)のスタート位置がひとつずつ繰り上がる。

サインツはグリッドペナルティに加えて、1点のペナルティポイントを付与された。サインツに12カ月有効なペナルティポイントの累積はなく、現時点ではこの1点のみとなる。12カ月間で累積ポイントが12点に達したドライバーは自動的に次戦の出場停止処分を科される。

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