入賞のチャンスを逃したラッセル、「言い訳はしない」

ウィリアムズのジョージ・ラッセル【エミリア・ロマーニャGP/イモラ、2020年11月1日(Williams)】


1日(日)、シーズン第13戦エミリア・ロマーニャGP決勝レースでウィリアムズのニコラス・ラティフィは0.8秒弱の差でポイント獲得ならずも11位完走、一時、入賞圏内を走っていたジョージ・ラッセルはセーフティカー導入中に単独スピンを喫してしまい、ウオールにぶつかって戦線離脱した。

ジョージ・ラッセル

「1周目からできるだけハードにプッシュしていて、今までにないくらいアグレッシブだった。後ろを走る人たちは新品のタイヤで僕は古いタイヤだと知っていたから、ポイントを獲得するためにはとてもアグレッシブになる必要があったんだ。コーナーを抜けたらタイヤが冷えすぎていてマシンコントロールを失った。次の瞬間にはすでに壁に当たっていた。とても残念だし、本当にチームに申し訳なく思う。その時までは素晴らしいレースだった。毎ラップを本当にハードにプッシュしていて、ペースも良かった。言い訳はしないよ。ここをたって、今回のことから学んで次回は強くなって戻ってくる」

ニコラス・ラティフィ

「今日は僕にとっては力強いレースだった。特に、とてもタフなポルトガルでの週末を終えたばかりだったからね。終盤でタイヤ寿命のアドバンテージを持つために、非常に長い第1スティントを走った。プライムタイヤはグリップ力の点であまり良いレースタイヤではなかったようで、これ以上速くなるとは感じられなかった。第2スティントをうまく利用したかったが、セーフティカーの後のリスタートがうまくいかなかった。アントニオ(ジョビナッツィ/アルファロメオ・レーシング)が最終ラップのシケインでミスをしてDRSを得ることができた。今週末の僕たちは、直線スピードではアルファロメオに比べてかなり有利なようだったから、あと1周あればアントニオを抜いて10位を獲得できたかもしれない。ちょっと残念だけど、今日の全体的なペースは励みになった」

デイブ・ロブソン(車体パフォーマンス責任者)

「まずは家に戻って今日起きたことをひもとく必要がある。昨日の良いパフォーマンス、まずまずのオープニングラップを経て、われわれはいいポジションにいた。前のクルマに仕掛けるためにジョージ(ラッセル)を早めにピットインさせ、オコン(ルノー)をアンダーカットすることができた。ニコラス(ラティフィ)についてはステイさせ、レースの展開を見極め、チャンスを待ちつつ、ミディアムタイヤで長めのスティントを取ることにした。ペレスに接近されたとき、タイムを失う前に彼をピットに入れた。終盤のセーフティカーで団子状態になり、何も失わないピットストップで新品タイヤに交換するクルマもいたため、最後の数周でカオスが発生した。ジョージはステイアウトしてポジションを維持したが、タイヤの温度を保とうとしている間にコントロールを失い、残念ながらリタイアに終わった。このためセーフティカーが延長され、アルボンがコースオフしたことにより、ニコラスはシーズン3度目の11位でフィニッシュした。彼はハースF1からしっかりポジションを守る一方、最後のポイント獲得に向けてジョビナッツィ(アルファロメオ)をあと少しで倒すところだった。ニコラスにとっては、最後の1ポイントを取るにはあと1ラップ足りなかったのが残念だ。全体的に、われわれはこの週末極めて効果的でいい仕事をし、予選でもレースでもいいペースを見せていただけに、この結果は非常に悔やまれる。土曜日の朝にニコラスが失った走行時間を考慮すると、今日の彼はいいペースとレース巧者ぶりを見せ、素晴らしい週末を過ごした。ジョージは今日の結果に大きく落胆するだろうが、彼にもいいペースを出し、レースの大半でしっかり中団争いができていた。この数週間、素晴らしいサーキットでのレースは、疲れるものの報われるものだった。これから帰宅し、また集まってシーズン終盤のレースに向けて準備を進める」

【K/SC/N】