フェルスタッペンが3位表彰台、ピットクルーは世界新記録達成

レッドブルのマックス・フェルスタッペン【ポルトガルGP/アルガルベ、2020年10月25日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】
レッドブルのマックス・フェルスタッペン【ポルトガルGP/アルガルベ、2020年10月25日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】

25日(日)、シーズン第12戦ポルトガルGP決勝レースに挑んだレッドブルのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台に上るも、アレックス・アルボンは12位完走にとどまった。

マックス・フェルスタッペン

「全体的に、3位で満足だし、予想通りの結果だと思う。できることは全て試した。もちろん、小雨と低グリップで最初の数周はタイヤの温度がとても低かったから、序盤はそんなに簡単にいかなかった。セルジオ(ペレス/レーシング・ポイント)とちょっと接触したけど、ダメージがなかったのはラッキーだった。それから雨が少し強くなったからクルマをコースにとどめることに気をつけてトラブルに巻き込まれないようにした。どうやったのか分からないけど、オープニングラップでマクラーレンの2台はすごくグリップがあった。いったん雨がやむと彼らをオーバーテイクして3番手に戻り、そこからは自分のレースに集中した。今日はソフトタイヤがなぜかうまく機能しなかったけど、ピットインしてミディアムタイヤを履いてからはペースも良く大丈夫だった。もちろん、あの時点でメルセデスには大きく離されていたからどうしようもなかったけど、それでもまたポディウムに乗れてうれしい。ピットストップがどれくらいかかったか分からないけど、今日はかなり速く感じた。パドックで一番のうちのメカニックは今夜ビールでお祝いしていいと思う」

アレックス・アルボン

「タフなレースで、序盤からグリップに苦しんだ。マシンは速かったけど、トラフィックにはまってしまい真のペースは見せられなかった。スタートがうまくいかず、最初の3周はタイヤの温度に悩まされてフロントをロックしてばかりだった。タイヤが温まってからのマシンは良かったけど、最近はタイヤのスイッチを入れるのに苦労していて、そのせいで渋滞になるところまで後退してしまう。いったんDRSトレインにつかまるとオーバーテイクはすごく難しい。2ストップ戦略で何か違うことをして対処しようと試みたけど、振り返ってみればベストな選択ではなかった。今日のレースや今週末の全体から学べる部分を調べて、イモラでは良いパフォーマンスを発揮できるようにしたい」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「またしてもマックスは今日のレースで精いっぱいの全力を尽くし、とてもふさわしい3位を勝ち取ってF1では40回目の表彰台をマークした。トリッキーなスタート後、最初の数コーナーはルイスにかなり接近していたが、ソフトタイヤを機能させるのにかなり苦戦しており、その一方で素早くソフトのスイッチを入れたマクラーレン勢が誰も彼もを追い抜いていった。その後、マックスがセルジオとのレーシングインシデントで何のダメージも受けなかったことはラッキーだった。それ以降はミディアムタイヤに履き替えるまではリーダーたちについていけたし、結果として今日のタイヤ配分ではミディアムタイヤがマシなタイヤだったということも分かった。アレックスはスタートでかなりのポジションを失い、オープニングラップを終えて11番手と難しいレースだった。マックス同様に、ソフトタイヤを機能させるのに苦労していたのだ。タイヤのスイッチが入ったと思えば、DRSゾーンの間隔で連なる集団にはまり、タイヤがあっという間に摩耗してしまったので、早めに入れてミディアムに交換した。その後はまずまずのペースだったものの、キミの後ろにスタックし、タイヤのウエアがひどく、2回目のピットストップを実行した。12位フィニッシュはアレックスにとって不運であり、ポイント圏外だったことは彼も悔しいだろう。F1の最多勝記録を更新したルイスを祝福するとともに、またしてもピットストップの世界記録を塗り替え、3回のピットストップをすべて1.9秒以下でやり遂げたうちのピットクルーも祝したい。素晴らしい偉業だ」

【N/SC/C】