ペナルティの対象は決勝の接触2件のみ【アイフェルGP:ペナルティ】

レッドブルのアレックス・アルボンとアルファ・タウリのピエール・ガスリー【アイフェルGP/ニュルブルクリンク、2020年10月11日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】
レッドブルのアレックス・アルボンとアルファ・タウリのピエール・ガスリー【アイフェルGP/ニュルブルクリンク、2020年10月11日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】

悪天候によって初日のセッションが実施されなかったシーズン11戦アイフェルGPでは、スチュワードの審議対象となったインシデントも少なかった。

ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPの土曜フリー走行と予選で言い渡されたペナルティはコースリミットを超えたことに対するタイム削除のみだった。

決勝レースではアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンがウィリアムズのジョージ・ラッセルと接触した件について、ライコネンに10秒のタイムペナルティが科されている。スチュワードはこのインシデントの結果としてラッセルがリタイアを強いられたことにも触れている。

同じく決勝での接触が取り沙汰されたのがレッドブルのアレックス・アルボンだ。アルボンがピエール・ガスリー(アルファ・タウリ)のフロントウイングにダメージを与えたこのインシデントに対し、スチュワードは5秒のタイムペナルティを科すとの裁定を下した。

アイフェルGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

アイフェルGP初日:10月9日(金)

(金曜フリー走行1回目と2回目は悪天候のため中止)

アイフェルGP2日目:10月10日(土)

【土曜フリー走行】

◆ターン4出口のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン4の出口でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)に違反、およびレースディレクターの指示書第21条不服従
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

12時03分29秒 33. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)/1分31秒739
12時09分44秒 10. ピエール・ガスリー(アルファ・タウリ)/1分32秒596
12時10分41秒 55. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分33秒842
12時12分03秒 55. シャルル・ルクレール(フェラーリ)1分39秒692
12時12分15秒 55. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分30秒758
12時12分04秒  7. キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)/1分33秒354
12時14分30秒  4. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分29秒363
12時18分48秒  5. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分33秒876
12時37分03秒 11. セルジオ・ぺレス(レーシング・ポイント)1分32秒881
12時37分41秒 23. アレックス・アルボン(レッドブル)/1分28秒228
12時56分12秒  7. キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)/1分28秒748

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第21条、およびFIA国際スポーティングコード第12条3項1号eに基づいて適用されている。

◆ターン13およびターン14出口のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン13およびターン14の出口でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)に違反、およびレースディレクターの指示書第21条不服従
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

12時05分03秒 31. エステバン・オコン(ルノー)/1分36秒121
12時12分50秒 20. ケビン・マグヌッセン(ハースF1)/1分36秒761
12時16分19秒  5. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分35秒129

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第21条、およびFIA国際スポーティングコード第12条3項1号eに基づいて適用されている。

【予選】

◆ターン4出口のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン4の出口でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)に違反、およびレースディレクターの指示書第21条不服従
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

15時02分10秒 20. ケビン・マグヌッセン(ハースF1)/1分28秒861
15時03分12秒 99. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)/1分28秒817
15時13分19秒  8. ロマン・グロージャン(ハースF1)/1分27秒118

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第21条、およびFIA国際スポーティングコード第12条3項1号eに基づいて適用されている。

アイフェルGP決勝:10月11日(日)

【決勝】

◆キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ターン1におけるカーナンバー63との接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項に違反
裁定:10秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認した。カーナンバー7(ライコネン)はターン1でカーナンバー63(ジョージ・ラッセル/ウィリアムズ)のインサイドにいた。ブレーキ時にカーナンバー7は右フロントタイヤをロックさせ、カーナンバー63に接触することで避けがたい衝突とカーナンバー63のリタイアを引き起こした。

ライコネンの累積ペナルティポイント:4ポイント(2020年10月11日時点)

◆アレックス・アルボン(レッドブル)
違反内容:ターン14を出た後でカーナンバー26と接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認した。カーナンバー26(ダニール・クビアト/アルファ・タウリ)はターン14のエイペックスを外し、コースに復帰した。その後、カーナンバー23(アルボン)がカーナンバー26をパスし、右側に動いてカーナンバー26のフロントウイングをひっかけた。この接触によってカーナンバー26はピットでのフロントウイング交換を強いられている。

アルボンの累積ペナルティポイント:7ポイント(2020年10月11日時点)

◆ターン4出口のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン4の出口でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)に違反、およびレースディレクターの指示書第21条不服従
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

14時16分48秒 44. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分32秒165
14時20分18秒  8. ロマン・グロージャン(ハースF1)/1分34秒634
14時23分17秒 55. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分34秒853
14時29分40秒 10. ピエール・ガスリー(アルファ・タウリ)/1分35秒552
14時31分25秒 16. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分33秒245
14時32分51秒 26. ダニール・クビアト(アルファ・タウリ)/1分34秒186
14時39分48秒  7. キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)/1分36秒215
14時49分14秒 20. ケビン・マグヌッセン(ハースF1)/1分32秒917
14時56分03秒 26. ダニール・クビアト(アルファ・タウリ)/1分32秒306
15時03分20秒  8. ロマン・グロージャン(ハースF1)/1分32秒694
15時04分53秒  8. ロマン・グロージャン(ハースF1)/1分32秒028
15時07分54秒 27. ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシング・ポイント)/1分32秒130
15時08分58秒 11. セルジオ・ぺレス(レーシング・ポイント)/1分31秒270
15時10分56秒  7. キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)/1分32秒994
15時33分13秒  3. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分31秒905
15時36分18秒 10. ピエール・ガスリー(アルファ・タウリ)/1分30秒552
15時37分56秒 99. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)/1分32秒017
15時41分02秒  5. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分32秒093
15時44分12秒  6. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分34秒099
15時48分39秒  5. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分31秒883

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第21条、およびFIA国際スポーティングコード第12条3項1号eに基づいて適用されている。

◆ターン13およびターン14出口のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン13およびターン14の出口でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)に違反、およびレースディレクターの指示書第21条不服従
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

15時40分23秒 20. ケビン・マグヌッセン(ハースF1)/1分32秒053

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第21条、およびFIA国際スポーティングコード第12条3項1号eに基づいて適用されている。

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