来季復帰のアロンソがルノーR.S.20でデビュー

フェルナンド・アロンソ【フィルミングデー/バルセロナ、2020年10月13日(Renault Sport)】
フェルナンド・アロンソ【フィルミングデー/バルセロナ、2020年10月13日(Renault Sport)】

2018年末でF1活動を停止していたフェルナンド・アロンソが13日(火)、ほぼ2年ぶりにF1マシンのステアリングを握った。

2021年に古巣ルノーからの復帰を決めている2度のワールドチャンピオンは、シルクイート・デ・バルセロナ・カタルーニャでチームのためのフィルミングデーに臨み、FIAのレギュレーションで決められている100km、21周を走行した。アロンソがドライブしたのは先週末のアイフェルGPでポディウムを獲得したばかりのルノーR.S.20マシンだ。

ほぼ2年ぶりにF1マシンをドライブした感想をアロンソが語った。

Q: ほぼ2年ぶりにF1マシンをドライブした気分はいかがでしたか?
アロンソ: 2年たって今のマシンをドライブし、再びこのスピードを感じられたのはアメージングな気分だった。コーナーが次々とやってくるこの速さ、ブレーキング時のパフォーマンス、F1マシンが提供する全てが驚異的だ。それをもう一度感じられていい気分だったよ。

(注:アロンソは2019年4月のバーレーンテストでマクラーレンのマシンをドライブしている)

Q: 母国スペインで復帰したことに特別な思いはありましたか?
アロンソ: もちろんだ。バルセロナで乗れたことは特別だったよ。2000年に、エンストンの人々とここでベネトンをドライブした年を覚えている。2020年の今、今度はルノーと走ることができた。特別なコースだし、ここにはいい思い出がたくさんある。僕がとてもよく知っているコースでもあるから、いい1日だった。

Q: どのようなプログラムだったのでしょう?
アロンソ: 1日の大部分はコース上にドローンをいくつか飛ばしてカメラの後ろで走行するフィルミングだ。それと同時に、チームと一緒に数ラップを走って、僕がシート、ステアリングホイールやペダルに慣れるためのものでもあった。こうしたことは来年に向けてのものだ。冬の間はすごくタイトだからね。僕たちの最初のステップだ。

Q: ルノーR.S.20の印象はいかがでしたか?
アロンソ: うれしいサプライズだったよ。ここ数戦、マシンがいいパフォーマンスを見せていることは知っている。グリップを感じたし、間違いなくいいポテンシャルを持っている。最後に僕がルノーエンジンをドライブしたのは2018年で、そこからの前進を感じた。それはすごく重要なことだ。全てが好感触だった。僕自身がまだ完全な状態じゃないから、マシンのパフォーマンスを最大限に出すことはできなかったけど、1日に満足している。

Q: エンストンを2回、ヴィリー(シャティヨン)を1回訪れてからの今回のテストでした。チームにはなじめましたか?
アロンソ: 初日からすっかりなじんでいたよ。エンストンとこのチームには、すること全てがとてもシンプルでロジカルな、ある種の雰囲気があるんだ。ルノーは居心地のいい場所だ。今日一緒に仕事をした人たちの多くは、僕が以前チームにいた頃にメカニックとして働いていた人たちだ。顔ぶれやチームを知っていると、全てのことが少しやりやすくなる。

Q: ドイツのレースはご覧になりましたか? 10年ぶりのルノーのポディウムを見たご感想は?
アロンソ: もちろん見たよ、僕は全レースを見ている。離れたところにいても週末の一員だよ。1ラップも見逃さない。ポディウムは待ちに待った、チームにふさわしいものだった。みんなのことを思うと、僕もすごくうれしいよ。シリル(アビテブール/チーム代表)はタトゥーがちょっと心配かもしれないけど、素晴らしい瞬間だった。

Q: チームにおめでとうと言いましたか?
アロンソ: ああ、もちろん。最終ラップを待っていたんだ。すごくうれしくてね。メッセージを入力しておいて、それからダニエル(リカルド)がコントロールラインを越えるまで、送信を押す準備をしていた。ジンクスのためにフライングは避けたかったからね!

Q: シリルはあなたをハングリーなサメと表現しましたが、日曜日のリザルトはあなたをさらにハングリーにしましたか?
アロンソ: 僕は変わらないよ。チームの能力は知っているし、将来の見通しがいいことも知っている。ポディウムは起こるべくして起こったことだ。一番大事なことは今のようなトレンドを続け、勢いを来年、特に2022年に持ち越すことだ。僕たちはそのやり方を知っているはずだ。

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