タイヤ管理が重要になるとルクレール

フェラーリのセバスチャン・ベッテル【アイフェルGP/ニュルブルクリンク、2020年10月10日(Scuderia Ferrari)】
フェラーリのセバスチャン・ベッテル【アイフェルGP/ニュルブルクリンク、2020年10月10日(Scuderia Ferrari)】

10日(土)、シーズン第11戦アイフェルGP予選でフェラーリのシャルル・ルクレールが4番手に食い込んだ一方、セバスチャン・ベッテルは11番手でQ2敗退を喫した。

土曜フリー走行はルクレールが3番手に入り、ベッテルも5番手タイムを残している。

セバスチャン・ベッテル

「すべてのことを試してみたけど、第1セクターではマシンに苦しんでかなり滑ってしまった。マシンの感触は大丈夫だと感じて、ペースもまずまずだったのにQ3に進出できなくて悔しかった。タイヤを自由に選べるようになることで、明日はもう少し運が味方してくれることを期待する。フリー走行の時間が限られていてアップグレードを試せるのは午後だけだったから、2台のマシンで異なる設定を試す必要があったけど、大差はなかったと思う。今日は天気が回復したからファンにとっては良かった。やっとコースを走るマシンを見せてあげられたからね」

シャルル・ルクレール

「今回の予選結果は、この寒いコンディションの中では予想以上に良かったかもしれないけど、ここにはいくつかアップデートを持ち込んでいて、それが良い方向に小さな違いを生み出しているとも考えられるから、それが分かって良かった。僕たちの取り組み方と今日の事の成り行きには満足している。フリー走行が1回しかなくて予選に突入するというのはかなり良いね。重い燃料でのロングランに関する情報はあまり持ち合わせていないけど、この状況を最大限に活用できた。特にQ3では強風が吹いて、マシンの挙動が予測不可能だった。明日に向けて僕たちは少し未知の領域にいるけど、1つ分かっていることは、このソフトタイヤはグレイニングという意味でかなり難しいから、その管理が重要になるということだ。トリッキーなレースになるけど、だからこそこの週末が面白いものになる」

ローレン・メキース(スポーティングディレクター)

「単に結果だけではなく、全体的なパフォーマンスにおいても、シーズンを折り返してから最高の予選だった。シャルル(ルクレール)はファンタスティックな仕事をしてくれた。彼はすぐにコースに慣れ、安定して速く、土曜日では今シーズン自己最高のパフォーマンスに並び、SF1000から全てを引き出してくれた。セバスチャン(ベッテル)の方はやや苦戦し、Q2から抜け出すことができなかったが、少なくとも明日のレースでは最初のスティントのタイヤを自由に選ぶことができる。ここと2週間前のソチで持ち込んだマイナーアップデートによりパフォーマンスは向上している。決定的と言えるものではないが、タイム差が少ない状況では小さなものでも大きな違いをもたらす。最も重要なことは、これらの進展の全てはマラネロでのハードワークが正しい方向に向かっているということを示唆していることだ。シーズン終盤、特に次のレースにおいて、これは良いことだといえる。この素晴らしいサーキットで7年間レースが開催されず、しかも昨日は悪天候により走れなかったこともあり、各チームはほとんどデータを持っておらず、明日のレースの結果はかつてなく読みにくい。今日の結果からすると、両ドライバーで戦略を分けることが可能で、どんなチャンスでもものにしていきたい。最後に、われわれのリザーブドライバー、アントニオ・ジョビナッツィがシーズン自己ベストの予選結果を出したことを祝いたい。これが彼の自信向上につながることは間違いない」

【SC/N】