今後のレースでさらなる進化を目指すアルファ・タウリ

アルファ・タウリのダニール・クビアト【ロシアGP/ソチ、2020年9月27日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】
アルファ・タウリのダニール・クビアト【ロシアGP/ソチ、2020年9月27日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】

27日(日)、シーズン第10戦ロシアGP決勝レースでアルファ・タウリのダニール・クビアトとピエール・ガスリーが8位と9位で入賞し、ダブルポイントを獲得した。

ダニール・クビアト

「今日は大満足で、これ以上のホームグランプリはなかったよ。タフなレースで、戦略を実行するためにプッシュし続けなければならなかったけど、こういうレースが好きなんだ。ハミルトン(メルセデス)が僕の後ろ見えて、数周の間彼を後ろに抑えることができた。レースペースは本当に素晴らしかったと思う。日曜日の僕はいつも強いから、今日は朝から良いレースになるという自信があった。オコン(ルノー)にミスさせることができなかったのは唯一残念で、7位は見えていたし、僕の方が速かったけど、現代のF1マシンでのオーバーテイクは難しい。今日の走りには満足で、チームにいくつか良いポイントをもたらすことができた。マシンの調子はいいし、ペースもあるから、チャンピオンシップのポジションを上げられるように、残りのシーズンもプッシュを続けないとね」

ピエール・ガスリー

「簡単なレースではなかった。スタートは良かったし、7番手を走っていたけど、レース中盤でアレックス(アルボン/レッドブル)やキミ(ライコネン/アルファロメオ・レーシング)と戦っている時にかなりのタイムを失ってしまった。シャルル(ルクレール/フェラーリ)にオーバーカットされたけど、僕はかなり速かったから彼に追いつこうと頑張った。バーチャルセーフティカーの時間がもう少し長かったら、確実にフリーストップになっていたけど、思ったより短くてその代償を払うことになった。だけど挽回するためにベストを尽くして、何台かオーバーテイクすることができた。マシンの感触が最高だっただけに残念で、良いペースもあったから今日はもう少しできたはずだと思う」

ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「9番手と11番手からのスタートで8位と9位はレース中に前進できたということなのでポジティブではあるが、自分たちのマシンペースならもっといけたはずだとも思っている。レース前、トップ10の中でオプションのコンパウンドを履いてスタートするのは不利になると予想していたが、ピエールがその通りになった。ダニールより早くにストップしなければならず、レースに戻ったときにはトラフィックのど真ん中だ。そのときはタイヤが良かったわけだが、突然、崖にぶつかる。後知恵で言えば、あと数周早くに入れておけばアドバンテージになっただろうが、いずれにせよ、最終的な結果が変わったとは思わない。ピエールにとっては必死にトラフィックを抜け出して完走を目指す必要があった。レース終盤のバーチャルセーフティカーが予想以上に早く終了してしまい、彼の状況を楽にしてやれなかったが、2つのポジションを得るために彼自身が素晴らしい仕事をしてくれた。ダニールはマシンがファンタスティックなペースを発揮しており、特に第1スティントでフリーエアを得た場面では非常に速かった。ピットインした後はオコンの後方についたものの、残念ながら、最終セクターは彼の方が速く、追い抜くのに十分近づけなかった。2台がポイントフィニッシュしたことはうれしいが、全体としてはもっとやれたのではないかという気持ちがある。チャンピオンシップでは6位に2ポイント差なので、当然ながらそれが次のターゲットになる。体制を整えて、次のレースではより強くなって戻ってこられるようにできることはすべてやる」

フランツ・トスト(チーム代表)

「ロシアのグランドスタンドがほぼいっぱいだったのは本当に良い光景だった。多くのF1サポーターの前でレースができるのはうれしいことなので、オーガナイザーを祝福したい。われわれのレースは平凡な出来だった。今日はもっと成果を挙げられたと考えている。スタートでピエールはペースが良く、長く7番手を走行していたが、彼をピットに入れるのがやや遅れてトラフィックの中に出してしまい、最終的に彼は9位でのフィニッシュに終わった。ダニールはハードコンパウンドで良いスタートを決めた。これは非常に良い戦略的判断だった。31周目にピットに呼び入れたのだが、残念ながらレース終盤にオコン(ルノー)を抜くことができず、8位でフィニッシュした。次のドイツでのグランプリに集中し、さらに前進を遂げたい」

【SC/C/M】