セッション最終日は午後にウエットテスト、ハースF1は白いマシンで登場

メルセデスのジョージ・ラッセル【バルセロナテスト/バルセロナ、2022年2月25日(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team)】


25日(金)、バルセロナで行われている3日間のプレシーズンセッションは最終日を迎えた。

元々雨の可能性もあるとの予報だったが、現在は午後に40%の確率となっており、天候に関係なくピレリは18インチに変わった雨用コンパウンドを試すため、午後に人工的に水をまいてウエットコンディションのテストを行うことにしている。

また国際情勢を鑑みて、ハースF1チームは最終日の走行でロシアのスポンサー、『Uralkali(ウラルカリー)』のブランドをマシンから外すと声明を出しており、白いマシンでコースインしている。

最終日とあってチームたちは午前と午後で担当を分けてきた。3日目の走行を担当するドライバーは次の通り。

メルセデス:ジョージ・ラッセル(午前)、ルイス・ハミルトン(午後)
レッドブル:マックス・フェルスタッペン(午前)、セルジオ・ペレス(午後)
フェラーリ:シャルル・ルクレール(午前)、カルロス・サインツ(午後)
マクラーレン:ランド・ノリス(午前)、ダニエル・リカルド(午後)
アルピーヌ:フェルナンド・アロンソ(午前)、エステバン・オコン(午後)
アルファタウリ:ピエール・ガスリー(午前)、角田裕毅(午後)
アストンマーティン:セバスチャン・ベッテル(午前)、ランス・ストロール(午後)
ウィリアムズ:ニコラス・ラティフィ(午前)、アレックス・アルボン(午後)
アルファロメオF1:周冠宇(午前)、バルテリ・ボッタス(午後)
ハースF1:ニキータ・マゼピン(午前)、ミック・シューマッハ(午後)

現地時間午前9時の走行開始から50分ほどで、アロンソのA522が煙を吐き出してターン13でストップ。この日最初の赤旗が出された。アルピーヌはガレージでマシンを調べた結果、“ハイドロリック系の問題だった”と公表し、“マイナーなシーリングの問題により、マシン後部で火が出た”と説明。修理には時間がかかるため、ここで走行を切り上げ、午後のセッションには参加しないことを『Twitter(ツイッター)』で報告している。また、セッションの半分が過ぎたところでハースF1もVF-22に“リークが見つかった”と報告。マゼピンはガレージに姿を消した。

午前の担当はラティフィと発表していたウィリアムズだが、最初にマシンに乗り込んだのはアルボンで、途中からラティフィにバトンタッチした。2人に平等な機会を与えようという考えらしく、午後も途中でドライバーを交代させるとチームは述べている。

赤旗は続く。アルファタウリのピエール・ガスリーが中間セクターでコースオフしてクラッシュ。ガスリーにケガはなかったが、マシンはフロント部分にダメージを負った。再開後間もなく、アルファロメオF1のルーキードライバーで昨日初めてC42をドライブした周冠宇がコースオフし、3度目の赤旗が出た。周はそのままガレージに戻ってきて再びコースインしたが、再度メインストレートで止まってしまい、4度目の赤旗を出した。さらにアストンマーティンのAMR22をドライブするベッテルが最終コーナーで止まり、5度目の赤旗。ここで午前のセッションは時間切れとなった。

午前中のトップタイムを出したのはメルセデスW13のラッセル。C5タイヤで1分19秒233を記録した。2番手はレッドブルのフェルスタッペンで、C3タイヤで1分19秒756を出している。3番手にはC5タイヤのベッテルが1分19秒824で続き、フェラーリのルクレールはC3で1分19秒831をマークした。4番手はウィリアムのラティフィだが、彼は5周しかしていない。最初に走ったアルボンは10番手だった。5番手はマクラーレンのノリスで1分20秒827のタイム。12周で止まってしまったアロンソが7番手だった。以下はクラッシュやトラブルによりマシンを止めた周、ガスリー、11番手にマゼピンというリザルトだった。

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