FIA新会長にモハメド・ビン・スライエムが選出される

ピレリ自動車レース責任者のマリオ・イゾラとFIA会長のジャン・トッド【サウジアラビアGP/ジッダ、2021年12月3日(Pirelli)】


17日(金)、パリで開かれた国際自動車連盟(FIA)の年次総会で新たな会長を選ぶ選挙の投開票が行われ、61.62%の票を集めたモハメド・ビン・スライエムが選出された。

2009年から12年間にわたってジャン・トッドが務めてきたFIAの会長職は最長で3期までと決まっているため、トッドは任期満了をもって退任となった。

アラブ首長国連邦の出身で60歳のスライエムは、2005年からエミレーツ・モータースポーツ・オーガニゼーション(EMSO)の会長を務めており、中東代表として世界モータースポーツ評議会の副議長を務めていた。元ラリードライバーでもあり、14度の中東ラリー選手権チャンピオンに輝き、1983年から2003年にかけて国際イベントで61勝を挙げた経歴の持ち主だ。

新会長に選ばれたスライエムは次のように決意を述べた。「本日、年次総会の終わりにFIA会長に選ばれたことをとても光栄に思う。全ての加盟クラブの評価と信頼に感謝を申し上げたい。グラハムの選挙戦での健闘と連盟への関与をたたえたいと思う。過去12年間にわたって多くを達成してきたジャン・トッドには、FIAとそのメンバーの名において、私から無限の感謝を表明したい。私はこれから重要な仕事の遂行にコミットし、モータースポーツとモビリティのさらなる前進を追求することを誓う」

前会長となったトッドは「これにて1つの章が終わりを迎えた」と最後にコメントした。「過去12年間にわたって、モータースポーツにおいて達成したもの、安全とサステイナブルモビリティに関して達成したものは全て満足できるものだった。私のチーム、経営陣、そして全ての加盟クラブの揺るぎないコミットメント、熱意とレジリエンスに温かい感謝を送りたい。FIA会長に選出されたモハメドを祝福し、彼と彼のチーム、そして連盟の長きにわたる成功をお祈りしている」

スライエムは自らツイートでも会長就任を報告した。

「FIAの会長に選出されたことをとても光栄に思う。みんな本当にありがとう。皆さんが私とチームに示してくれた信頼に身が引き締まる思いであり、全メンバーのためのガバナンスを行うと誓う」

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