不運だったレースでも7位入賞を果たしたノリス

マクラーレンのランド・ノリスとアルピーヌのフェルナンド・アロンソ【アブダビGP/ヤス・マリーナ、2021年12月12日(Pirelli)】


12日(日)、シーズン最終戦アブダビGP決勝レースに挑んだマクラーレンのランド・ノリスは3番グリッドに並ぶもスタート直後に後退を喫し、最終的に7位でゴールしている。ダニエル・リカルドは12位完走にとどまった。

ダニエル・リカルド

「1周目にポジションを上げたことで、アルピーヌとの戦いになった。ペースは彼らよりも少し上のような気がしたけど、正直なところ、オーバーテイクするのはとても難しかった。何とかしようとしたけど、バーチャルセーフティカーが導入されて順位を落としてしまった。クリーンエアがあれば、もう少しペースを上げられたと思うけど、トラックポジションが悪かったよ。予選で少しでも後ろにいるとそうなってしまう。来年は土曜日のパフォーマンスを向上させたいと思っていて、そうすれば日曜日も楽になるだろうね。チームのみんなの今年のハードワークに感謝したい。モンツァを筆頭に、素晴らしい瞬間がいくつもあった。2021年のこれまでの成果をさらに高めていきたいと思う。その前に、家に帰って少し充電をして、来年の戦いに向けた準備をしたいね」

ランド・ノリス

「僕の方はいいレースだったと思う。スタートで少し順位を下げてしまった。たぶんベストなスタートができなかったか、クルマの位置取りが悪かったのかもしれない。その後、レースはとてもうまくいっていて、ペースも良く、フェラーリについていった。それからスローパンクチャーに見舞われた。それでレースから外れ、大きく順位を下げ、多くのポイントを失った。またツキがなかったよ! でも今日のチームはいい仕事をしてくれた。いいレースができた感触があるし、また不運だっただけだよ。他にできることはなかったけど、今シーズンの終わり方としては満足していいと思う。速さが足りない時もあったけど、それは努力が足りなかったからじゃない。チーム全員のハードワークに感謝したい。シーズンを通して彼らの働きには驚かされた。休暇の前に何日かテストに取り組まないといけないけど、もう少しで待ち望んだ休暇、来年に向けてリセットだ」

アンドレアス・ザイドル(チーム代表)

「トリッキーでドラマティックなレースでポジティブなシーズンを締めくくった。ランドはレース終盤に混乱が起きた中でも、しっかりとポイントを持ち帰ってくれた。残念ながら、ダニエルはセーフティカーのタイミングによってアルピーヌ勢と戦うチャンスが制限されてしまった。ランドとダニエルについては今年のハードワークに感謝している。彼らのおかげで2012年以来の最多ポイントを獲得し、5回の表彰台を記録した上に、9年ぶりの優勝も達成できた。また、今回の長いシーズンを通して献身的に取り組んでくれた複数のグループにも感謝したい。まず、われわれのレースチームだ。週末を離れた場所で過ごし、愛する人たちとの特別な時間を犠牲にしてチームのために尽くし、あらゆるチャンスを生かそうとパフォーマンスを追い求めてくれる。そして、われわれがコース上で最高のパフォーマンスを発揮できるように24時間体制で献身的にサポートしてくれたウォーキングのチーム。また、オリバー・ターベイとウィル・スティーブンスという2人の素晴らしいシミュレーター兼開発ドライバーにも恵まれた。今年は本当に多くの新しいサーキットがあったので、彼らの仕事がより重要なものになった。さらに、世界中で応援してくださっている、われわれの原動力となるファンの皆さまには変わらぬ情熱とフレンドシップに感謝申し上げるとともに、皆さんが今年のわれわれの旅路を楽しんでくれたことを願っている。シンプルに言って、スポンサーの方々がいなければ、われわれはレースに挑めない。パートナーシップを大事にしながら、近い将来、スポンサーの方々とさらなる成功を収められることを楽しみにしている。困難な状況下で今シーズンの開催に向けて多大な努力を講じてきたF1とFIAについては、記憶に残る最もエキサイティングなシーズンになったことでその努力が報われたことと思う。同時に、現職のFIA会長であるジャン・トッドのF1に対する貢献に感謝し、その後任の成功を祈っている。2021年シーズンに挑むにあたり、われわれのチームにとって最大の変化のひとつは、エンジンサプライヤーの変更だった。メルセデスHPPの支援を得て、この新しいパワーユニットを自分たちのマシンに搭載し、2012年以来の優勝を実現することができた。来年の新レギュレーション導入に向けて18インチの新タイヤを開発してくれたピレリの努力と連携にも感謝している。最後に、今年はF1にとって信じられないほどエキサイティングな1年となり、チームとして、自分たちが歩んできた旅路と進歩を誇りに思う。2022年に採用される新しいレギュレーションに対応し、F1の新時代に乗り出す準備は整っている」

【K/N/C】