マゼピンがCOVID-19検査陽性でアブダビGP欠場
2021年シーズン最終戦アブダビGP決勝レースを控えた12日(日)、ハースF1はレースドライバーであるニキータ・マゼピンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示したため、レースを欠場すると発表した。
ハースF1は声明の中で「ハースF1チームのドライバーであるニキータ・マゼピンがヤス・マリーナ・サーキットで行われる日曜日のアブダビGPを前に、COVID-19の検査で陽性結果を受けた。したがって、チームは誠に残念ながら、ニキータがレースに参加できないことをお知らせする」と説明。
「ニキータは身体的には問題がなく、これまでのところ無症状ではあるが、今後は自己隔離に入り、関係する公衆衛生当局のガイドラインを遵守し、関係者全員の安全を最優先する」
「ニキータの無事を祈るとともに、2022年初頭のプレシーズンテストで彼がレースコースに戻ってくることを楽しみにしている」
また、マゼピンは『Twitter(ツイッター)』のアカウントを通じて「みんな! COVID検査で陽性になったことを報告しないといけなくなって申し訳ない。体調はまったく問題ないんだけど、今日のレースには出られない。仲間のドライバーたち全員が素晴らしいシーズンの締めくくりを迎えられるよう願っている。そして、サポートしてくれたみんなに感謝と愛を送りたい」と投稿した。
Hi, everyone! Sorry to report I’ve had a positive Covid test. Feeling totally fine but won’t be able to race today. Wishing all my fellow drivers a fantastic end to the season and sending thanks and love to everyone for their support. 🙏❤️
— Nikita Mazepin (@nikita_mazepin) December 12, 2021
土曜日に行われた予選で20番手だったマゼピンは決勝レースを最後尾からスタートする予定だったが、陽性結果を受けて欠場を余儀なくされた。ハースF1は19番グリッドに並ぶミック・シューマッハの1台だけで最終戦に臨むことになる。
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