ミディアムスタートの利点を生かしたいハミルトン

メルセデスのルイス・ハミルトン【アブダビGP/ヤス・マリーナ、2021年12月11日(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team)】


11日(土)、シーズン最終戦アブダビGP予選でメルセデスのルイス・ハミルトンはライバルに0.371秒遅れの2番手にとどまり、バルテリ・ボッタスは6番手に終わった。

土曜フリー走行はハミルトンがトップにつけ、ボッタスは3番手タイムを残している。

ルイス・ハミルトン

「まず、今日のマックス(フェルスタッペン)のラップはすごかった。最後のあのタイムにはちょっと太刀打ちできなかった。彼のラップは素晴らしかったけど、明日のタイヤについては僕たちがいい位置にいると思いたいし、いいレースができると期待している。Q3の最初のラップでは最終コーナーとターン5で少しタイムを失ったけど、最後のラップはクリーンで良かったよ。ただ、あれ以上速くはいけなかった。アウトラップでのタイヤの準備の問題なのか何なのか分らないけど、いずれにせよあのタイムは破れなかったから、彼がポールで間違いない。それでも僕はフロントローで、タイヤも違うし、彼がどこにいるか見ることができるから、そこから走り抜けていきたい」

バルテリ・ボッタス

「もっと上のグリッドを期待していた。トリッキーな予選だった。よかったQ1、まずまずのQ2だったけど、Q3ではあれ以上更新できなかった。僕のセッティングは予選向きと言うよりも間違いなくレース向きにしていたから、路面のグリップが上がってもタイムが伸びず、ちょっと限界に達した感じだ。明日に向けてのセッティングには満足しており、エキサイティングなレースになるはずだ。また、ミディアムタイヤのスタートなので、戦略上異なった選択ができる。やろうと思えば第1スティントを長く取れるけど、ソフトだとそうはいかない。だから面白いレースになるよ。全体的に、最高の結果じゃないけど、明日は間違いなく取り戻せる。さあ勝負だ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「今日のような日は、あるがままを受け入れるしかない。これで1対0だ。彼らは最後のランでタイヤを完璧なウインドーに入れ、トウも非の打ち所なく機能した。だからこそ、彼らがポールなのだ。私はミディアムタイヤでのスタートに満足している。スタートでは最初の6、7周ほどはやや不利になるかもしれない。だがわれわれの方が長く走り続けることができるし、場合によってはアグレッシブなアンダーカットを仕掛けてコース上のポジションをコントロールすることもできるだろう。今夜は多くのプログラムとアルゴリズムを走らせて明日の戦術を形成する。プラクティスでペースはあった。もちろんロングランに関しては分からないが、明日はどちらか速かったマシンがレースで勝つ。それに集中し、ここから巻き返して、願わくはトップに立って明日を終えたい。いささか不利な立場ではあるが、それは時に出発点としては悪くないものだ。ルイスは強大なモチベーションを持って明日に臨み、狩りをしにいくだろう。いつものようにね。バルテリの方は、3番手から6番手までの差が0.1秒以内だったので、彼がその一群の中からスタートしなければならないのは不運だが、まずは最初の1、2周をうまく切り抜けて、前方に戻ってきてもらいたい」

アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)

「両ドライバーにとって厄介な予選となり、珍しく、最初のセッションでマシンの感触が最高潮に達し、そこから先に進むにつれて競争力が低下していったように思う。もちろん、ポールポジションを獲得していれば明日はもっと楽になっただろう。それでも、ミディアムタイヤでスタートできることには満足しており、昨日からの一晩でロングランのペースをいくらか増やせていることを願っている。明日に向けてさまざまな戦略のオプションを考えることになるので、忙しい夜になりそうだが、最近は良いレースペースを発揮できているし、ポジションのリカバーもコース上での追い抜きに関しても、その力があることを証明できている。ブラジルの方が圧倒的に大きなチャレンジだったし、そこで自分たちの能力を示せたと思うので、明日は優勝とチャンピオンシップ制覇を手に入れられるよう、やれることは何でもやるつもりだ」

【N/M/C】