ラティフィ、「最終戦の前に教訓になるいいレースだった」

ウィリアムズのニコラス・ラティフィ【サウジアラビアGP/ジッダ、2021年12月5日(Williams)】


5日(日)に開催されたシーズン第21戦サウジアラビアGP決勝レースでウィリアムズのニコラス・ラティフィが12位完走を果たした一方、ジョージ・ラッセルは一度目のリスタート直後、前方で発生したインシデントを回避しようとして後続車に追突され、リタイアを喫した。

ジョージ・ラッセル

「ターン3の混乱を抜けるとそこら中にクルマがいた。速度を落とすためにブレーキを踏んだけど、後ろから当てられて宙に浮き、それで今日のレースが終わった。残念だけど、コース幅があんなに狭くて高速だと、マシンの大きさもあって、ああいう事故はほぼ避けられない。アブダビを前に、クルマからもう少しスピードを見つけて、もう少し上の位置で戦えるようにしたい。来週はウィリアムズで最後のレースだから、いい形で終わりにしたい」

ニコラス・ラティフィ

「今日は体力的にも精神的にもすごくタフなレースだった。何回もの再スタートでリズムを保ち、タイヤ温度を維持しようとした。セーフティカーはいつだって難しいけど、全力を出したし、2回目のスタートでは前方の接触につかまらなくて幸運だった。来週のアブダビの最終戦の前に教訓になるいいレースだった」

デイブ・ロブソン(車体パフォーマンス責任者)

「このコースは一度デブリが散らばったら取り除くのが難しく、今日のレースは予想以上に慌ただしかった。最初のセーフティカーが赤旗になったのは不運だったが、ステイアウトしていても得るものはほとんどなく、ピットした方が得られるものが大きかったはずだ。リスタートはセーフティカーの後ろでグリッドまで1周しかなかったので、タイヤがピークに達しておらず難しかった。ジョージは非常に不運なことに、ハースF1の1台にぶつけられてレースを終えることになった。前で起きたインシデントが見えたので、コーナーに全開でアプローチしなかったのだが、後続のハースF1は見えておらず、この衝突が致命的だった。幸い、けが人はいなかったし、マシンにも大きなダメージはないようだ。ニコラスは非常に力強いレースを戦い、トラブルを避け、ジョビナッツィに匹敵する好ペースを発揮していた。今回のレースが消耗戦になるであろうことは分かっており、とてもうまくレースを運んでいたし、前方のインシデントによって何度も発令されたVSC(バーチャルセーフティカー)ピリオド中もマシンとタイヤを非常にしっかりとケアしている。ただ、残念ながら、今日はポイントを手に入れるには至らなかった。それでも、アルファロメオが2点しか獲得していないので、われわれが10ポイントのリードを手にアブダビに向かうことになる。来週はシーズンの最後を飾るにふさわしい素晴らしいバトルが繰り広げられるだろう。ヤス・マリーナ・サーキットに施された最近の変更によって、どのチームにとってもチャレンジが加わるはずだ。より速く、より流れるようなバージョンとなったこの有名なサーキットで、マシンとドライバーをテストするのを楽しみにしている」

【N/C】