1ストップ戦略を狙うも2台ともパンクチャーに見舞われたウィリアムズ

ウィリアムズのジョージ・ラッセル【カタールGP/ロサイル、2021年11月21日(Williams)】


21日(日)、シーズン第20戦カタールGP決勝レースに挑んだウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィは1ストップ戦略でゴールを目指すも、レース終盤に2台ともタイヤのパンクチャーに見舞われ、ピットにたどり着けたラッセルは17位完走を果たしたが、ラティフィはコース上にマシンを止めてリタイアを喫した。

ジョージ・ラッセル

「今日はアグレッシブな戦略を選んでいて、最後のスティントはできる限り長くプッシュするつもりだったんだ。このサーキットにはすごく高速の右コーナーがあって、タイヤは常に限界までプッシュされる。でも、僕たちがアルファロメオ・レーシングの人たちと戦うためには、それくらいアグレッシブじゃないといけなかったんだ。残念なことに、残り数周というところで左フロントタイヤがパンクチャーを起こした。たまに起きてしまうことだよ。あんな形で僕たちのレースが終わってしまったのは残念だけど、何も得ていないし、何も失われていない。直近のライバルたちもポイントを取れなかったからね」

ニコラス・ラティフィ

「タイヤに限界があるのは分っていたけど、1ストップをやりきろうとした。でも、戦略的な判断で何とかなると思っていた。タイヤがパンクに見舞われるとは全く予想していなかったので驚いたけど、タイミング良く戦略を修正することができなかったのは残念だ。ジョージ(ラッセル)が再びピットインすることになった時点でも、僕のタイヤは全く問題なかったから、あのセットでレースを走りきれると思っていた。特にアルファロメオにポジションを奪われ、他にやれることはなかったから、この戦略に賭ける価値はあったと思う。このサーキットではクルマの感触が本当に良かったから、レースが思い通りにいかなくて残念だけど、時にはそういうこともあるよね」

デイブ・ロブソン(車体パフォーマンス責任者)

「オープニングラップでポジションを落としてしまい、1ストップレースを狙っていったが、フィールドの半分近くはそれを成功させている。最初のスティントはピットストップした際のタイヤが良い状態だったので、マネジメントすれば1ストップレースは可能であり、前進する最大のチャンスになると考えた。マシンはうまく機能していたし、両ドライバーとも快適に走行していたので、レースの終盤になってパンクチャーに見舞われたのは残念だ。特に、ニコラスの場合はピットエントリーを通過した直後に発生してしまい、ピットレーンに戻ることができなかった。厳しいトリプルヘッダーのラストイベントにもかかわらず、チームは疲れ知らずに働き、2人のドライバーに優れたレースカーを提供し、終始、好パフォーマンスを見せてくれた。今日は残念だったし、もっと良い結果を得られるはずだった。それでも、多くのことをうまくやり遂げられており、今週の仕事には満足できると思っている。2週間後にはシーズン終盤のイベントが始まり、その皮切りとなるのがサウジアラビア王国のジッダに生まれた素晴らしい新サーキットでの挑戦だ」

【M/N/C】