「あまりにも遅すぎた」と悔しがるガスリー

レッドブルのマックス・フェルスタッペンとアルファタウリのピエール・ガスリー【カタールGP/ロサイル、2021年11月21日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


21日(日)、シーズン第20戦カタールGP決勝レースをフロントローからスタートしたアルファタウリのピエール・ガスリーは序盤にポジションを落とした後、2ストップ戦略で前進を試みるも、1ストップ戦略を採用した陣営が多く、11位完走とポイント獲得はならなかった。

角田裕毅もトップ8からスタートしたものの、13位完走にとどまっている。

ピエール・ガスリー

「すごくイライラする1日だった。ユウキも僕もトップ10でスタートしたのに、レース中に大きく後退してしまった。僕は今日、クルマの中で持てる力を全て振り絞ったけど、僕たちはあまりにも遅すぎた。スタート時でさえアロンソ(アルピーヌ)についていくことができなかったから、アグレッシブな2ストップ作戦に挑戦したんだけど、とにかくペースがなかったよ。うまくいかなくて、本当にがっかりだ。昨日のインシデントの後、クルマのパーツをいくつか変えたんだ。それが今日のレースペースに影響したかどうかは分からないけど、帰ってから全てを見直さないといけない。今は説明がつかないんだ」

角田裕毅

「すごくタフなレースでした。特に第1スティントのソフトタイヤですごく苦しみました。今週末はずっとペースがすごく良かったので、それは完全に予想外でした。それなのに今日のレースでは落ちてしまったので、データを見て原因を見つけ出さなくてはいけません。本当に残念です。今日はアルピーヌがすごくいいレースをしたので、ラスト2戦では力強いカムバックが必要になります」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「今夜のレースは、2台ともレースペースとタイヤのデグラデーションに悩まされ、難しかった。ユウキの最初のスティントでは、捨てバイザーがリアウイングに付いてしまい妥協を強いられた。これにより荷重を失ってマシンバランスが崩れてしまい、それを除去するために1回目のピットストップを前倒ししなければならず、理想的な位置よりも後ろに下がってしまった。ピエール(ガスリー)はマシンバランスに苦労した。左フロントタイヤの摩耗が激しく、前の車についていけなかった。そのためピエールも、1回目のピットストップを前倒しにして、タイヤの摩耗に対応できるように戦略を変更せざるを得なかった。その結果、順位が下がってしまい、今回は挽回するための十分なペースがなかった。アルピーヌについては、ソフトタイヤをうまく機能させていたので、賛辞を送りたい。このタイトな争いのなかでは、それが大きな違いとなった。コンストラクターズ選手権の5番手争いで順位を落としてしまったことは、チーム全員にとって残念なことだが、まだ2レース残っている。困難な状況だが目標は変わっておらず、できる限り多くのポイントを獲得するために懸命にプッシュしていく」

【M/K】