1セットのタイヤで走破したオコンが1点獲得

アルピーヌのエステバン・オコン【トルコGP/イスタンブール、2021年10月10日(Alpine F1 Team)】


10日(日)、ウエットレースとなったシーズン第16戦トルコGP決勝でアルピーヌのエステバン・オコンはノンストップ戦略で10位入賞を果たした。相棒のフェルナンド・アロンソはスタート直後にスピンを喫してポジションを落としたことに加え、他車との接触を引き起こした責任を問われて5秒のタイムペナルティを受けたことも相まって16位完走にとどまった。

フェルナンド・アロンソ

「今日はとてもトリッキーなコンディションで、とても滑りやすかった。残念ながら2回の接触があり、僕たちのレースがダメになった。最初の1コーナーに向かってはピエール(ガスリー)がサンドイッチ状態になり、僕のリアに当たった。その後、ターン4の入り口でミック(シューマッハ)にぶつけてしまったのは申し訳ない。オーバーテイクを仕掛けたけど、ウエットだと周りにいる全員を見るのはとても難しかった。今日は運が悪く、素晴らしかったスタート位置を結果につなげられなかったのは残念だ。それでもチームとしては今日1ポイント取れた。オースティンに向けて気持ちを切り替え、幸運が巡ってくるといいね」

エステバン・オコン

「チャレンジングな週末、とても長いレースが終わって1ポイントが取れたから、今日は気分がいい。あまりないことだけど、1セットのタイヤで最後まで走るというリスクを取って良かった。今日の午後はピットストップせずにクルーを休ませてあげたしね! 昨年のこのレースを思い出すと、同じことができていたかもしれない。でもタイヤが持ってくれて、最後はそれがご褒美になった。コース上のバトルも楽しんで、肉弾戦にも勝ったから面白かったよ。1ポイントでもうれしいし、次のレースにつなげていきたい」

マーチン・ブコウスキー(エグゼクティブディレクター)

「今日は非常に物足りない結果となってしまった。フェルナンドはターン1でガスリー(アルファタウリ)に押し出され、シューマッハ(ハースF1)とも別のインシデントがあった。そこから彼のレースは大きく妥協を強いられた。タイヤのグレイニングが収まった後もペースを見いだせなかったので、序盤の2度の接触によるマシンへのダメージがあったのかどうかをチェックしなくてはならない。5番手からスタートしたにもかかわらず、不満の残るリザルトだ。ガスリーのフィニッシュした位置を見ればなおさらだ。エステバンの方は、マスタークラスのタイヤマネジメントを見せた。彼はレースの全てを1セットのインターミディエイトで走り切り、1ポイントを獲得している。1台もリタイアのないレースで12番手からスタートしたことを思えば、なかなかの結果だ。これでわれわれの連続ポイント獲得は15戦に伸びたが、チャンピオンシップの5位争いではポイントを失っている。次のレースのオースティンに焦点を切り替え、そこでの再起を目指したい」

【N/M】