ピレリ、一部チームにインターミディエイト1セットで完走する「リスクを警告」

レーススタート【トルコGP/イスタンブール、2021年10月10日(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team)】


10日(日)、イスタンブールで開催されたシーズン第16戦トルコGP決勝レースはウエット路面でスタートし、ドライタイヤが登場することなく争われた58周を経て、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを達成した。

2位にはマックス・フェルスタッペン、3位にセルジオ・ペレスが入り、レッドブルがダブル表彰台をマークしている。

大半のドライバーが1回のピットストップでインターミディエイトタイヤを2セット使っているが、第1スティントをかなり長く取ったドライバーも複数いたほか、アルピーヌのエステバン・オコンにいたっては一度もピットに入ることなく、1セットのタイヤでレースを走り抜いている。

マリオ・イゾラ(自動車レース責任者)

「ウエットコンディションとなった土曜日のフリー走行に続き、今日のグランプリもスタートからフィニッシュまでウエットウエザーとなった。しかしながら、今回は一度もフルウエットが必要なほどの激しい雨にはならなかった。代わりに、インターミディエイトにとって最適なテリトリーとなり、変化する幅広いレンジのウエットコンディションにともてもよく合うことが証明された。レース終盤のステージでタイヤを交換したドライバーたちにとっては若干乾き気味の路面となり、それがグレイニングの増加につながった。早めにストップした人々は、もう少しぬれた路面だったため、グレイニングの発生を抑えることができた。断続的な雨のコンディションでこれが重要なアドバンテージとなった。ボッタス(メルセデス)は厳しい状況の中でパーフェクトな戦略を実行した。彼はインターミディエイトで2ランする1ストップを選択した。他の多くのドライバーはピットストップを遅らせた。これはレースの終わりまでに路面がどの程度乾くかはっきりしなかったためでもある。場合によっては最後にスリックでのランも考えられた。しかし、われわれとしてはインターミディエイトでレース全体を走るというのは推奨できることではなく、事実、いくつかのチームにはそうすることのリスクについて警告した。それでも、ここでのインターミディエイトのパフォーマンスは非常に素晴らしく、全58周を通してスリッピーなコンディションだったにもかかわらず、1人のドライバーもリタイアすることはなかった」

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