ドライ投入のギャンブルに失敗したベッテル、路面の乾きの遅さに「驚いた」

アストンマーティンのセバスチャン・ベッテル【トルコGP/イスタンブール、2021年10月10日(Aston Martin Cognizant Formula One™ Team)】


10日(日)に開催されたシーズン第16戦トルコGP決勝レースでアストンマーティンのランス・ストロールが9位入賞を果たした一方、セバスチャン・ベッテルはドライタイヤを履くギャンブルが失敗したこともあり18位完走にとどまった。

セバスチャン・ベッテル

「今日はギャンブルがうまくいかなかった。路面はまだ少し濡れていたけど、僕のインターメディエイトタイヤには何も残っておらず、ドライタイヤでいけるかもと思ったから、僕の内なる声がタイヤ交換を叫んだんだ。でも、ピットを出るとすぐにそれが間違った判断だったことが分った。あの時点でトップ10圏内を走っていたから、あれでおそらく数ポイントは失った。路面の乾きの遅さに本当に驚いたし、全然乾かなかったから去年と同じだね」

ランス・ストロール

「今日の結果には満足だよ。クルマからすべてを引き出せたと思うから、チームはいい仕事をしてくれた。路面がとても滑りやすかったからレースはトリッキーだった。サーキット上のいくつかの場所は乾いていって、タイヤがグレイニングしてくると言う問題や、スリックに換えるべきかという問題が常にあった。これらすべてを考慮すると、今日の9位が最高の結果だ。ピットストップで少しタイムを失ったけど、それで最終リザルトが変わったとは思わない。オースティンでのポイント争いに集中する前に、地元のカナダで少し過ごせるから、アメリカに向かうが楽しみだね」

オトマー・サフナウアー(チーム代表兼CEO)

「ランスはトリッキーなコンディションの中で素晴らしいドライビングを見せた。遅いピットストップになってしまったが、それでも見事な9位フィニッシュの結果、貴重な世界選手権ポイント2点を獲得している。セバスチャンも良いスタートを決め、レース前半は安定してトップ10のポジションを走っていた。その後、ドライタイヤ(ミディアム)への交換というギャンブルに出たのだが、全くグリップが得られずうまくいかなかった。結局、次のラップで新品のインターに変えるためにまた戻ってこなければならなかったが、その時点で彼のレースはポイントフィニッシュを可能にするにはあまりにも大きく損なわれてしまっていた。仕方のないことだ。ギャンブルが外れただけのことで、このように非常に難しいコンディションではこういうこともある」

【N/M】