チャンスを生かしきれなかったアルファタウリ

メルセデスのバルテリ・ボッタスとアルファタウリのピエール・ガスリー【ロシアGP/ソチ、2021年9月26日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


26日(日)、シーズン第15戦ロシアGP決勝レースに挑んだアルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅は終盤の雨を含むチャンスを生かしきれず、ガスリーが13位、角田は17位完走にとどまった。

ピエール・ガスリー

「僕らにとってはまったくもって最高の週末ではなく、昨日の予選で大きなチャンスを逃し、今日もまた、スリックにこだわるという選択を誤ってしまったから、ポイント圏外でのフィニッシュになって残念だ。ここでのペースは力強かったし、第1スティントは良かったと思うけど、今週末はとにかく自分たちにめぐってきたチャンスをどれもこれも生かしきれなかった。今日のことをすべて見直し、今後、こういうコンディションでチャンスを最大に生かせる方法を探っていく。忘れるべき週末になっちゃったけど、僕らは素晴らしいチームだと思うし、次は立て直せると確信している」

角田裕毅

「どう考えても残念な1日です。今週末はずっとマシンバランスに手を焼いていて、今日のレースでも変わらなかったですし、特に最初のラップはコース上にマシンをとどめておくのも大変でした。ただ、今週末でリセットして、自分のベースラインのパフォーマンスを改善していく必要があるだけだと思っていますし、そうすることでまたポイントフィニッシュできるようにしたいです」

クラウディオ・バレストリ(車両パフォーマンス担当チーフエンジニア)

「今日の目標はポイントを獲得することだったが、果たせなかった。1周目で2台ともすぐにポジションを落としてしまったものの、残りのレースで、トラフィックにはまっていないときのマシンペースはかなり良かった。ポイント獲得の可能性を最大限に高めるため、マシンごとに戦略を分けることにし、ピエールは第1スティントをハードで長く走り、ミディアムに交換する予定を立てた。ユウキは逆に、ミディアムでスタートしている。しかしながら、残りあと6周というタイミングで軽い雨が降り始め、路面が滑りやすくなった。数台がインター(インターミディエイト)に履き替えるためにピットインしていたが、雨が長く続かないと考えたわれわれは、このチャンスを最大化するためにドライタイヤで行くことに決め、ピエールをステイアウトさせたまま、ユウキを呼び入れてソフトを履かせた。しかしながら、このギャンブルは成功せず、雨が激しくなったことで、結局はインターを履くためにピットに入らなければならなかった。今は家に帰り、今回のようなトリッキーな天候の中で何ができたのかを分析する必要がある」

【C】