アストンマーティン、2022年もストロールとベッテルのラインアップを継続

アストンマーティンのランス・ストロール【イギリスGP/シルバーストーン、2021年7月15日(Aston Martin Cognizant Formula One™ Team)】


16日(木)、アストンマーティンが2022年のドライバーラインアップを発表した。ランス・ストロールとセバスチャン・ベッテルの2人が来季もマシンをドライブすることになる。

今年からアストンマーチンの名前を冠してシーズンを戦っているチームはシルバーストーンを拠点としており、14日(火)にはそこで最新鋭の風洞とシミュレーターを備えた新ファクトリーの建設が始まったばかりだ。建物の完成は2022年末から2023年の初めを予定している。

今シーズンはフェラーリから移籍したベッテルがアゼルバイジャンGPで2位表彰台を獲得し、ストロールも7戦でポイントを獲得。コンストラクターズランキングでは7位にいる。一方で、ハンガリーGPではベッテルが再び2位でチェッカーを受けたが、レース後の車検で規定の燃料を抽出できなかったとして失格となり、ポイントを失う不運もあった。

「次のシーズンで僕はチームメイトのセバスチャンの横で6年目のF1を迎えることになる」とストロールはコメントした。「僕たちは一緒にこのアストンマーティン・コグニザントフォーミュラ・ワン・チームの戦いを始めた。来年も彼との旅を続けるのがすごく楽しみだ。まだ今年やろうと決めたことを達成してはいないけど、それはただ、来シーズンの成功に向けた飢えと意欲を高めたに過ぎない。アストンマーティンの名声とサポート、そしてその名高いブランドが引きつけた素晴らしい新スポンサーやパートナーたちを得た今、僕たちは2022年にパフォーマンスを向上させられる有利な位置にいる」

2022年は大規模なレギュレーション改革が予定されており、ベッテルは新たなマシンへの期待を口にした。「僕は新世代のF1マシンでレースをするのが本当に楽しみで仕方ないんだ」と彼は述べた。「見た目が大きく変わるし、新しいテクニカルレギュレーションによって、最近と比べてずっと接近したレースが可能なマシンになるはずだ。よりエキサイティングなレースになれば、ドライバーにとってもファンにとってもいい。あまりに大きな変化だから、どのチームも最初からのスタートとなる。それは、僕たちアストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ・ワン・チームにとって素晴らしいチャンスだ。僕はこの新しく、成長中のチームの力を信じているから、今から2022年が楽しみだよ」

アストンマーティン・ラゴンダ取締役会長のローレンス・ストロールは次のように述べている。「アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ・ワン・チームの初めてのシーズンは、冬の間の規制変更がローレーキの空力フィロソフィーを利用する2チームに不利に働いたため、期待外れのスタートとなった。だが、われわれはこの数カ月で良い進歩を遂げており、ランスもセバスチャンも優れたパフォーマンスを見せた。公正と言える以上の不運も味わったが、2022年に若い才能と経験豊かな専門知識というエクセレントなブレンドを継続できることになり、うれしく思う」

チーム代表兼CEOのオトマー・サフナウアーは2人のドライバーの能力への信頼感を示した。「ランスは現代F1で最も才能に恵まれたドライバーの1人であり、その天性の才能に、今や本格的なレース技術を加えつつある。4度のワールドチャンピオンであり、271戦のグランプリを戦って53勝を挙げているセバスチャンもチームの大きな財産であり、来年は今と大きく異なるフォーミュラの中で2人とも良いレースを見せてくれると期待している」とサフナウアーは述べた。「われわれは決してライバルを過小評価しないので、過剰な約束をするつもりはないが、われわれの与えたツールからランスとセバスチャンが最高のものを引き出してくれることは分かっている」

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