トラブルが相次いだアルファタウリ、今後に向けてパッケージの競争力には自信

グリッド上で作業するアルファタウリのメカニック【イタリアGP/モンツァ、2021年9月12日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


アルファタウリのピエール・ガスリーは12日(日)に開催されたシーズン第14戦イタリアGP決勝レースから早々とリタイアし、相棒の角田裕毅はスタートを目前にトラブルが発生した影響でフォーメーションラップすら走れぬままモンツァを離れた。

ピエール・ガスリー

「今回も予選のパフォーマンスが良かったから、レースウイークもいい形で始まったんだけど、昨日のスプリントクオリファイイングからかなり落ち込んでいる。最初の数ラップで何かがおかしいと分かったけど、レースまでに修理できなかった。問題点はまだ正確には分っていないけど、レースをリタイアすることになって残念だ。ここは僕たちのホームレースだから、今日は2台ともいなくなってつらい気持ちだ。クルマにパフォーマンスがあるのは分っているから、次のレースに向けて準備をしっかりやっていく必要がある」

角田裕毅

「グリッドに向かうラップでメカニカルな問題が見つかりました。グリッド上で修理しようとしましたが、不可能でした。それでマシンをガレージに戻して、レースが始まるまでに修理を試みたんです。僕のメカニックたちは頑張ってくれましたが、残念ながらスタートできませんでした。さらにラップを重ねてこのマシンでの経験を積めなかったのはつらいですが、気持ちを切り替えないといけません。今はロシアに集中しています」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「残念ながら、2人のドライバーにとってレースが始まる前に終わってしまった。ユウキはグリッドに向かうラップでブレーキトラブルを報告し、チームは努力したものの修理できず、彼をリタイアさせることになった。その後、レース序盤にピエールのクルマにシステム上の問題が発生し、彼のクルマもリタイアさせなければならなかった。金曜日のピエールの力強いパフォーマンスをポイントにつなげられなかったことは残念だ。同様に、ユウキも重要なレース距離と経験を積むことができず、直近のライバルたちと戦うことができなかった。しかしながら、パッケージ自体には競争力があり、チーム全員がこの経験を次のレースに生かし、ライバルたちとの差を埋められるようしっかり進めていく」

【N】