クビサ、「ラリーのスキルでグラベルから脱出」

アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ【イタリアGP/モンツァ、2021年9月11日(Alfa Romeo Racing ORLEN)】


11日(土)に実施されたシーズン第14戦イタリアGPスプリントクオリファイイングでアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは8番手でフィニッシュし、ロバート・クビサはオープニングラップで他車との接触によるスピンを喫しながらも18番手でゴールした。

トップフィニッシュしたメルセデスのバルテリ・ボッタスがパワーユニット交換に伴うエンジンペナルティを受けて最後尾に後退するため、ジョビナッツィとクビサのスタート位置はひとつずつ繰り上がる見込み。

土曜フリー走行はクビサが6番手、ジョビナッツィが7番手と好位置で終えている。

アントニオ・ジョビナッツィ

「今日は地元のファンの前でこんな結果を出せたから本当にうれしいし、明日が楽しみだよ。スタートではアグレッシブにいかないといけないのは分っていて、実際そうして順位を2つ上げた。明日に向けていいスタート位置を確保できた。これから仕事をやりきらないといけないし、できればもう少し上にいければいいね。燃料も多いし、ピットストップや戦略もあるから、明日はかなり違ったレースになる。でも自信はあるよ。午前中のペースは良かったし、ポジションを守るための直線スピードもいい。自分たちのレースができると思う」

ロバート・クビサ

「レース序盤はうまくいかなかった。何が起きたのか正確には分らないけど、グリッドからきれいに蹴り出せず、多くのポジションを失った。逆にそのおかげで前方の出来事をよく見て、最初シケインでいい位置取りをすることができた。それでいくつかポジションを戻した。そこから次のシケインに向けてちょっとラリー風に仕掛けて、2台の真ん中を抜けていった。それから、角田にぶつけられてグラベルにはまってしまったのは残念だった。エンジンのスイッチを切るところだったけど、自分に言い聞かせ、ラリーのスキルでグラベルから脱出できた。どうやったかは聞かないでよ! 残りのレースは右コーナーでかなりのオーバーステアが出て、実際ポジションアップはできなかった。あのクラッシュのダメージがどれほどひどかったか、クルマを降りてようやく分った。フロアがひどくやられていて、それがマシンバランスの原因だった」

フレデリック・バッサー(チーム代表、ザウバー・モートアシュポルトAGマネジングディレクター兼CEO)

「チームはプレッシャーの中、とてもいいパフォーマンスを見せ、2週続けてアントニオの7番グリッドを確保してくれた。今日のようなショートレースでは、トラブルに巻き込まれずに機会をうまく利用する必要があり、アントニオはそれを実行してくれた。彼はスタートでポジションを上げ、重要だったペレス(レッドブル)のオーバーテイクに成功し、ガスリー(アルファタウリ)のクラッシュでもう1つポジションを上げ、求められた場面で自分の位置をしっかりと守った。彼はこのレースから可能な全てを引き出し、明日いいレースをするための舞台を整えた。ロバートは良いスタートが角田(アルファタウリ)との接触で無効になってしまったのは不運だったが、マシンをそのまま走らせ続け、スタート位置より1つ上で持ち帰ってくれた。われわれは周囲と戦い、前のマシンについていけることを示した。明日も目標は同じだ。ホームの観衆の前なので、どうしても良いリザルトが欲しい。今日はそのために最善の可能性を手に入れた」

【N/M】