がっかりのガスリー、レースに向けて追い抜きポイントを研究

アルファタウリの角田裕毅【イタリアGP/モンツァ、2021年9月11日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


11日(土)に行われたシーズン第14戦イタリアGPスプリントクオリファイイングでアルファタウリの角田裕毅はオープニングラップで緊急ピットインを強いられながらも16番手でゴールした。5番手スタートだったピエール・ガスリーはスタート直後に他車と接触、フロントウイングにダメージを受けた後、バリアに激突してリタイアを喫した。

トップフィニッシュしたメルセデスのバルテリ・ボッタスがパワーユニット交換に伴うエンジンペナルティを受けて最後尾に後退するため、角田は15番グリッド、ガスリーはマシン修復の状況次第だが、19番グリッドに並ぶ予定だ。

土曜フリー走行はガスリーが9番手、角田は15番手タイムを残している。

ピエール・ガスリー

「はっきり言ってかなりがっかりしている。いい1日ではなかった。ミディアムでいいスタートが切れ、まずランド(ノリス)、それからルイス(ハミルトン)もパスできた。1コーナーでダニエルに不意を突かれ、彼の後ろにちょっと接触してフロントウイングにダメージを受けた。最初はどれほどのダメージか分らなかったけど、完全に壊れ、ターン3でクルマの下に入り込んでしまい、曲がることができずウオールにまっすぐ突っ込んでしまった。明日の目標はもちろんポイントを取ることだ。今晩リプレイを見て、オーバーテイクできるポイントを分析するよ。今日はポジションアップが難しかったみたいだからね。それでも、何が起きてもおかしくないし、明日はカムバックできるようベストを尽くす」

角田裕毅

「つらい1日でした。スタートはとても良くて、ターン4の入り口までにいくつかポジションを上げましたが、クビサと接触してしまい、フロントウイングにダメージを受けました。ウイング交換でピットインした後、うまくリカバリーする走りができて、前進することができたと思います。今日のクルマはフィーリングも良く、かなりいいペースで走れました。ソフトタイヤの利点を最大限に生かせたと思うので、この経験を明日のレースにつなげていきたいです。難しいとは思いますが、ポイント圏内まで上がることを狙っています」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「堅実なFP2の後で、今日のスプリントクオリファイイングはどちらのドライバーにとっても親切ではなかった。マクラーレンのリアとの接触で、ピエールのフロントウイングはオープニングラップでダメージを受け、それがやがて外れ、マシンはタイヤバリアに飛び込んだ。ピエールはその場でレースから姿を消した。ユウキはクビサとの接触があり、こちらもフロントウイングにダメージを負い、交換のためにピットストップが必要となった。これで彼は後方に落ちたが、いくつかポジションを取り戻せたことがわずかにポジティブな点といえる。結果としてわれわれには運がなく、スプリントクオリファイイングをうまく利用することができなかった。明日に目を向けると、チームはピエールのマシンをレースに向けて修復する作業で忙しくなる。戦略面ではオプションを再考し、レースで2台が浮上し、チャンスが現れた時にはそれを生かせる最善の位置にいられるようにしなければならない」

【N/M】