全コンポーネントを4基目にしたぺレスにペナルティ【オランダGP:パワーユニット】

レッドブルのセルジオ・ペレス【オランダGP/ザントフォールト、2021年9月4日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


シーズン第13戦オランダGPでは予選で後方に沈んだレッドブルのセルジオ・ぺレスがパワーユニットエレメントの交換を実施し、ペナルティを科されている。

2021年は各マシンあたり内燃機関(エンジン)、MGU-H、ターボチャージャー、MGU-Kは年間3基、エネルギー貯蔵装置、コントロールエレクトロニクスは年間2基までの使用が認められている。また、今季からエキゾーストにも規定が設けられ、各マシンあたり年間8基まで使用可能となっている。これを超過するとそれぞれの状況に合わせてグリッド降格ペナルティが科される。

予選16番手だったぺレスは失うものの少ないこの機会を利用して6つのコンポーネントすべてを4基目に交換。これによってスターティンググリッド後方からのレースを命じられた。エナジーストアは予選で使われたものと異なる仕様だったために、そのペナルティとしてピットレーンスタートを義務づけられている。

さかのぼってグランプリ初日にはアルファロメオ・レーシングとハースF1の各陣営が内燃機関とターボチャージャー、MGU-Kを交換。マクラーレンのランド・ノリスとアストンマーティンのセバスチャン・ベッテル、フェラーリのカルロス・サインツ、ハースF1の2台がエキゾーストを新しくしている。

2日目にはアルファタウリの角田裕毅がターボチャージャーとMGU-Hを3基目に変更。これで全ドライバーのICE、TC、MGU-Hが3基目以上になっている。さらにぺレスとアルピーヌのフェルナンド・アロンソ、アルファタウリのピエール・ガスリーがエキゾーストを交換した。

なお、この週末は新型コロナウイルス感染症の陽性となったキミ・ライコネンの代わりにロバート・クビサがアルファロメオ・レーシングのマシンを駆っており、クビサはライコネン車に配分されているパワーユニットを継続して使用している。


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