予選トップ5入りを決めたガスリー、角田はバランスに苦戦

アルファタウリのピエール・ガスリー【ハンガリーGP/ハンガロリンク、2021年7月31日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


31日(土)、好調をキープしたままシーズン第11戦ハンガリーGP予選に挑んだアルファタウリのピエール・ガスリーが5番手に食い込むも、角田裕毅は16番手でQ1敗退を喫した。

土曜フリー走行はガスリーが11番手、角田は14番手のタイムを残している。

ピエール・ガスリー

「今日はすごくハッピーだ。メルセデスとレッドブルの次に速いクルマになれるなんていい気分だよ。強そうに見えたフェラーリの前に出られたのには驚いた。だから、今日のパフォーマンスにはとても満足している。簡単なレースにはならないよ。レースペースでは周囲のクルマの方が速いと分かっているからね。でも、グリッド位置がすごく大事になるのも分かっていたし、明日は戦うために限りなくベストな位置につけた。シャルル(ルクレール/フェラーリ)とランド(ノリス/マクラーレン)とのバトルがすごく楽しみだ。ここはオーバーテイクが難しいと分かっているから、意地を見せて、5番手を守り抜きたい」

角田裕毅

「この週末はずっとクルマのバランスに苦しんでいるので、すごく難しかったです。FP3では走行時間を最大限に使い、昨日失った分を取り戻そうとしました。うまくベースを上げていけたと思いますし、ラップもまとめられるようになっていました。自信を持って予選に入り、グリップはまだ足りていませんでしたが、そのラップも良かったと思います。どうしてチームメイトとあんなに差が付いてしまったのかよく分からないので、今夜はエンジニアたちとしっかり話して、レース前にデータを調べたいと思います。このサーキットは過去数年で走っていて、すごく好きなコースです。だから、明日はもっと上のグリッドからスタートできなくて悔しいですね」

ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「チームにとって素晴らしい予選だった。ピエール(ガスリー)は中団の先頭でフィニッシュし、明日は5番手からスタートだ! FP3は簡単ではなく、新品のソフトでの走行中に赤旗が提示されたため、再度走行する際のタイヤに影響が出てしまった。そのため、FP3では最高のパフォーマンスを発揮できなかったが、チームがタイヤとセットアップをよく分析してくれて、予選では挽回できた。ピエールは終始、限界のドライブをしてくれた。Q1で好タイムを記録したことで、Q3で使用するためのセットを確保できた。これが、最後のランで更新し、4番手に対して0.062秒差まで近づけた要因となった。セッション中、風が変化していたため、毎周パフォーマンスを引き出すことが難しくなっていた。コーナーごとにマシンへの影響が異なり、それがスライドの原因になり、タイヤの温度が上昇して、運転が難しくなっていた。明日は、周りの全てのマシンがわれわれと同じようにソフトを履いているので、ポイント獲得のチャンスがあると思う。金曜日のFP2をほとんど走れなかったユウキにとっては、より難しい状況になると予想していた。予選を通じて着実に改善していったが、ピエールのようにマシンに自信を持てなかった。それを挽回するためにセットアップに全力を尽くしたが、Q2進出には足りなかった。今夜は全ての戦略を検討しなければならないが、ここではオーバーテイクが難しいので、何かが起こらない限り、明日は彼にとって大きなチャレンジになるだろう」

【M/K】