2位表彰台のルクレール、ミディアムでは「誰よりも速かった」

フェラーリのシャルル・ルクレール【イギリスGP/シルバーストーン、2021年7月18日(Scuderia Ferrari)】


18日(日)、シーズン第10戦イギリスGP決勝レースでフェラーリのシャルル・ルクレールはスタート直後に発生した上位2台のインシデントをうまく切り抜け、ラップリーダーに躍り出るとチェッカー目前まで先頭を守っていたが、最終的にはルイス・ハミルトン(メルセデス)にオーバーテイクされ、2位でゴールした。

相棒のカルロス・サインツは6位入賞を果たしている。

シャルル・ルクレール

「最後の数ラップで勝利を逃したのは残念だけど、こういった状況ではポジティブな面を見ないといけない。僕にとっては難しいレースだった。最初のスティントでは、エンジンカットに対応するためにステアリングホイール上でいくつか変更をしないといけなかった。その後は状況をコントロールできたと思う。他の人たちを引き離し、レースの大半をリードすることができた。ハードではルイス(ハミルトン)の方に競争力があったのが残念だ。彼が近づいてくると彼のペースを感じて、僕にできることはあまりなかった。僕たちの良かった点は、意外にもミディアムでは誰よりも速かったことだ。ハードではアドバンテージはそれほどなかったけど、それでもいいペースを出せた。僕たちのやってきた仕事を誇らしく思う。チームは素晴らしい仕事をしてくれて、まさにこの表彰台に値する。彼らは勝利にも値するから、チャンスがあれば本当に勝てるようプッシュし続ける」

カルロス・サインツ

「僕にとっては最高のレースではなかったけど、全体的にはチームにとってとてもいい結果だし、ポジティブなことがたくさんあった。今日のクルマは力強く、バランスもよかった。セッティングの努力が実を結んだ。僕のスタートは2回ともうまくいき、リカルドと戦う位置にいたけど、コース上でマクラーレンをパスするのは信じられないほど難しいことが分った。コーナーでダーティエアにいると十分に近づけず、直線ではスピードが少し不足していた。彼がピットインしてからのクリーンエアではすごくペースが良かったし、自分のピットインまでは実質オーバーカットできていた。ピットストップが遅かったのが悔やまれる。チームは今年ずっといいピットストップをしてくれたけど、こういうことは起きてしまう。第2スティントではマクラーレンをオーバーテイクするためにベストを尽くしたけど、また同じ問題に直面して、結局は6位でレースが終わった。あと少しでチームに優勝をもたらすところだったシャルル(ルクレール)におめでとう! このレースのおかげで、ハンガリーそしてシーズン後半に向けていい気分になれた。プッシュし続けるよ」

マッティア・ビノット(フェラーリ)

「われわれにとってポジティブなグランプリだった。それは結果のためだけではなく、チームの見せた前進のためという面が大きい。フランスでのレース後、グループ全体がよく反応した。まだ恒常的にトップを争えるほどではないのは分かっている。われわれよりも速いマシンが2台いるのだからね。だが、正しい方向に進んでいることが重要だ。シャルルは金曜日と土曜日の優れたパフォーマンスに続き、素晴らしいレースを見せた。彼の落胆は理解できる。レースの終盤に勝利を失うのはつらいことだ。だが、彼はこの3日間の成果に満足していい。カルロスは堅実なレースを見せた。ホイールガンの技術的な問題によって、ピットストップで少なくとも1つポジションを失ってしまったことは残念だ。われわれは次のハンガリーのレースに目を向けている。こことは非常に異なるタイプのコースで、ここ数戦で見られた進歩を確かめたい」

【N/M】