ハミルトンの「判断ミス」とホーナー、フェルスタッペンは検査を終えて退院

メルセデスのルイス・ハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペン【イギリスGP/シルバーストーン、2021年7月18日(Pirelli)】


18日(日)、シーズン第10戦イギリスGP決勝レースにポールから挑んだレッドブルのマックス・フェルスタッペンはオープニングラップでメルセデスのルイス・ハミルトンと接触し、その衝撃でタイヤバリアに激突、リタイアを余儀なくされた。

高速状態でのクラッシュだったことから心配されていたが、大事を取って病院で検査を受けたというフェルスタッペンはソーシャルメディアを通じて無事を報告している。また、レッドブルは現地時間22時にフェルスタッペンがすべての検査を終えて退院したことを公表。検査の結果、フェルスタッペンに深刻なケガはなかったと明かした。

チームメイトのセルジオ・ペレスはピットスタートから中盤には入賞圏内に食い込む場面もあったが、終盤に他車と接触するなどうまくかみ合わず、最終的には16位完走にとどまっている。

マックス・フェルスタッペン

(コメントなし)

セルジオ・ペレス

「この週末の自分のパフォーマンスには非常に失望している。期待していたほど前に進めず、タイヤが苦しい位置にはまってしまった。DRSトレインに近づくとオーバーテイクが不可能になった。今日はあと数ラップあれば、ランス(ストロール)とフェルナンド(アロンソ)を抜いて7位の可能性もあったと思うけど、ファステストラップを狙うという戦略的な判断でピットインすることにした。僕たちにとっては忘れたい週末で、タイトル争いでかなり差を詰められた。また結集してハードワークし、できるだけ強くなってハンガリーに行きたい。まだ見ていないから、マックス(フェルスタッペン)とルイス(ハミルトン)のインシデントはリプレーを見る必要があるけど、マックスが無事で何よりだ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「このような形でイギリスGPの週末を終えるのは非常に残念だ。マックスがマシンから自力で歩いて降りられたことは幸運だったと言わざるを得ない。その後、念のため病院に搬送され、現在は経過観察中だ。何度も映像を見直したが、このF1世界選手権において最も高速なコーナーの1つであるコプスでイン側にホイールを入れたことは、ルイスの判断ミスであり、2人のドライバーにとって大きなリスクであったと感じざるを得ない。接触した箇所を見ればわかるように、ルイスの左フロントとマックスの右リアが接触しており、彼はマックスと並んでいたわけではない。この動きは決して正しいものではなく、その結果、マックスに51Gの衝撃が加わった。現在、マックスとヨスに連絡を取っており、本日中に最新の情報を提供する予定だ。チェコ(ペレス)にとっても、今日の午後は楽なものではなかった。ピットレーンからスタートし、序盤で順位を上げた後、中団のDRSの車列に引っかかってしまい、タイヤのデグラデーションが激しくなってしまった。そのため、ファステストラップを確保するために、レース終盤に彼をピットインさせることを選択した。われわれは2つのチャンピオンシップをわずかにリードしている。今日の反省を踏まえれば、この週末がわれわれのチャンピオンシップ争いに火をつけることは間違いないだろう」

【N/K】