ロングランに手応えを得た角田

アルファタウリの角田裕毅【オーストリアGP/シュピールベルク、2021年7月2日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


2日(金)、シーズン第9戦オーストリアGP初日に2回のフリー走行が実施され、アルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリーは後半のセッションで6番手と7番手につけた。

初回セッションでも角田が5番手、ガスリーが9番手とそろってトップ10に入っている。

ピエール・ガスリー

「前回のFP2と、もちろんレースで走れなかったから、今日は少し追いつく必要があった。だから、ロングランに取り組み、タイヤの理解に時間をかけたんだ。今日はたくさんポジティブなことがあったと思うし、ペースは変わらずいい。でも、僕たちはこの異なるコンディションにやや苦しんでいたから、今夜はエンジニアたちといくつかの点を確認し、それから明日に向けての変更をしようと思う」

角田裕毅

「まずまずの1日で、先週のペースを維持できたのでハッピーです。長めの走行に取り組んだんですが、それはレースで苦しんだ点がそこだったからです。これはすごくポジティブだったと思います。コンディションは決して簡単なものではなく、今週はサーキットがかなり冷えていますし、FP2の終わりにかけては少し雨も降ってきました。今日の僕の主な目的は、ゆっくりとラップタイムを築きながら、予選とレースを前に可能な限り多くのデータを集めることでした。ミスをせずにそれを達成できたので満足しています」

ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「先週末のレースでは、このコースでのマシンの競争力を示せた。レース後の分析では、マシンとバランスをさらに改善できると思われる部分がいくつかあったので、午前中のセッションではその部分の学習を組み込んだ。加えて、今週末は1段階柔らかいコンパウンドのタイヤが使用可能なので、ショートランではどのようにその性能を最大限に引き出すか、ロングランではタイヤライフとデグラデーションを把握する必要があった。さらに、各ドライバーにはプロトタイプのタイヤが2セットずつ用意されており、シルバーストーンでの導入に向けて、ピレリとわれわれ自身のためにデータを収集する必要があった。FP1は非常に忙しいセッションだったが、良いパフォーマンスを見せられたし、新しいタイヤもうまく機能したようだ。ピエール(ガスリー)はソフトでクリーンな走行ができなかったので、FP2に向けては改善の余地があった。先週とは気温がかなり違っていて、それがタイヤに影響を与えた。FP2ではマシンの微調整に取り組んだが、ここでもドライバーたちはショートランで良い仕事をしてくれた。特にセッションの最後の15分間は小雨が降っていたので、ロングスティントがよりチャレンジングなものとなった。われわれはライバルたちよりもデグラデーションが大きかったようなので、今夜はこの部分の解析に最も時間をかける必要があるだろう」

【M/K】