ピットレーンスタートを強いられた角田【フランスGP:ペナルティ】

アルファタウリの角田裕毅【フランスGP/ル・キャステレ、2021年6月20日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


3連戦のトップバッターであるシーズン第7戦フランスGPでは週末を通じてスチュワードが審議したインシデントが少ない中、予選でクラッシュしてノータイムだったアルファタウリの角田裕毅がパルクフェルメ状態でのセットアップ変更等によってピットレーンスタートを命じられた。

結果として影響はなかったものの、角田はギアボックス交換による5グリッド降格のペナルティも科されている。

決勝ではレッドブルのセルジオ・ぺレスがコースを逸脱した件が取りざたされたものの、「持続的なアドバンテージ」はなかったとしておとがめなしとされた。

その他を含め、フランスGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

フランスGP初日:6月18日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆セルジオ・ぺレス(レッドブル)
違反内容:ピットレーンを時速76.5㎞で走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:レッドブルに罰金1,000ユーロ(約13万円)
裁定理由:カーナンバー11(ぺレス)が本イベントにおいて時速60kmと定められているピットレーンの速度制限を時速16.5㎞超過したため。

(金曜フリー走行2回目はペナルティなし)

フランスGP2日目:6月19日(土)

【土曜フリー走行】

◆ターン6のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン6でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)ならびに第12条2項1号(i)、およびレースディレクターの指示書第22条に違反
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条4項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

12時19分23秒  4. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分33秒845
12時19分48秒 55. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分34秒856
12時23分52秒 10. ピエール・ガスリー(アルファタウリ)/1分34秒118
12時27分38秒  7. キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)/1分33秒445
12時30分25秒 33. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)/1分32秒024
12時30分45秒 22. 角田裕毅(アルファタウリ)/1分33秒412
12時33分56秒 99. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)/1分33秒586
12時45分22秒  9. ニキータ・マゼピン(ハースF1)/1分34秒865
12時56分29秒 22. 角田裕毅(アルファタウリ)/1分32秒900
12時58分58秒 55. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分32秒560

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第22条(第12条2項1号[i]参照)、およびFIA国際スポーティングコード第12条4項1号eに基づいて適用されている。

【予選】

◆キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ピットレーンを時速61.2㎞で走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:アルファロメオ・レーシングに罰金200ユーロ(約2万6,000円)
裁定理由:カーナンバー7(ライコネン)が本イベントにおいて時速60kmと定められているピットレーンの速度制限を時速1.2㎞超過したため。

◆ターン6のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン6でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)ならびに第12条2項1号(i)、およびレースディレクターの指示書第22条に違反
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条4項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

15時16分51秒 18. ランス・ストロール(ウィリアムズ)/1分32秒122
15時38分00秒  4. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分31秒520
15時49分31秒 10. ピエール・ガスリー(アルファタウリ)/1分31秒416
16時00分50秒 10. ピエール・ガスリー(アルファタウリ)/1分31秒410

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第22条(第12条2項1号[i]参照)、およびFIA国際スポーティングコード第12条4項1号eに基づいて適用されている。

◆角田裕毅(アルファタウリ)
違反内容::ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー22(角田)のギアボックスが6戦連続の使用期間が経過する前に変更されたため。

◆角田裕毅(アルファタウリ)
違反内容::異なる仕様のフロアに変更、およびサスペンションのセットアップ変更、FIA F1スポーティングレギュレーション第34条6項に違反
裁定:ピットレーンスタート
裁定理由:変更されたフロアは予選で使われたものとは異なる仕様であり、フロア変更は第34条2項に基づいてFIA技術代表の承認の下で行われた。また、サスペンションのセットアップも変更された。

変更されたフロアの仕様は異なるものであり、サスペンションのセットアップ変更はマシンがパルクフェルメ状態に置かれている際に実施されたため、当該コンペティターはFIA F1スポーティングレギュレーション第34条6項に基いてピットレーンからのスタートが義務づけられる。

フランスGP決勝:6月20日(日)

【決勝】

◆ターン6のコース逸脱によるタイム抹消
違反内容:ターン6でコースを逸脱、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項(c)ならびに第12条2項1号(i)、およびレースディレクターの指示書第22条に違反
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条4項1号eおよびFIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づくタイム抹消

[違反時間 カーナンバー. ドライバー(コンペティター)/抹消タイム]

15時24分23秒 99. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)/1分41秒689

裁定理由:スチュワードは映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。上記マシンはコースを逸脱した。このペナルティはレースディレクターの指示書第22条(第12条2項1号[i]参照)、およびFIA国際スポーティングコード第12条4項1号eに基づいて適用されている。

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