F2の大事故からレース復帰のコレアがザウバー・アカデミーの一員に

ファン・マヌエル・コレア【Alfa Romeo Racing ORLEN】


18日(木)、ファン・マヌエル・コレアがザウバーのドライバー育成プログラムに加わることが明らかになった。

21歳のコレアはF2に参戦していた2019年、ベルギーGPで大きなクラッシュに遭い、両足を骨折する大けがを負った。この事故ではフランス人ドライバーのアントワーヌ・ユベールが命を落としている。コレアも手術後、一時は呼吸不全の状態に陥ったが、回復し、足の手術とリハビリに取り組んだ結果、今年のF3選手権でレース復帰を果たしている。コレアは2019年にアルファロメオ・レーシングの開発ドライバーを務めていた関係で、チームのF1マシンをテストしたこともある。そのテストが行われたのは今週末にフランスGPが開催されているポール・リカール・サーキットだった。

「また、ザウバー・アカデミーに戻れたことはすごく特別だ」とコレアは語っている。「そこは僕が2019年にいたチームのジュニアプログラムで、僕はその年に初めての、そしてここまで唯一のF1テストをした。彼らとまた仕事ができるんだから素晴らしい気分だよ。今週末のフランスから、僕のクルマとヘルメットにアカデミーのブランドを示せることにすごくワクワクしているし、シミュレーターでも何でも、必要とされた時はいつでもチームの助けになりたい。ARTとセバスチャン・フィリップ、そしてもちろんフレデリック・バッサーが今まで僕に与えてくれたサポートにとても感謝している。それから、あの事故と回復期間を通して驚くほど素晴らしいサポートをしてくれたザウバーのみんなとビート・ツェンダーにも。このチームに戻ってくることができて光栄だ」

ザウバー・モータースポーツのスポーティングディレクターを務めるビート・ツェンダーは次のように述べた。「ファン・マヌエルは常に技術と決意を見せていたが、けがからの目を見張るようなカムバックは彼の強さと意志の力を示す感動的な物語だ。彼の粘り強さには純粋な賛辞を送ることしかできない。モータースポーツキャリアを再開する彼のために、ザウバー・アカデミーのプログラムを通じて力になれることをうれしく思う」

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