ピレリ、タイヤの損傷が「外的要因によるものであることは否定できない」

レースリスタート【アゼルバイジャンGP/バクー、2021年6月6日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


6日(日)に開催されたシーズン第6戦アゼルバイジャンGP決勝レースは中盤から終盤にかけて大荒れの様相を呈し、最後にトップチェッカーを受けたのはレッドブルのセルジオ・ペレスだった。

アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルが2位、アルファタウリのピエール・ガスリーが3位でゴールして表彰台に上っている。

大半のドライバーがソフトでスタートし、15周目前後にハードタイヤに履き替えてチェッカーを目指したが、第1スティントにハードタイヤを選んだアストンマーティンのランス・ストロールが30周を目前にタイヤトラブルが原因と思われるクラッシュを喫してセーフティカーが導入された。リスタート後、上位勢を含めて多くがハードで30周以上を記録する中、ラップリーダーだったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がストロールと同じようなトラブルでアクシデントに見舞われ、セーフティカー導入を経て3周を残して赤旗中断を余儀なくされた。

その後、レースはスタンディングスタートで再開を迎えたが、2番手につけていたメルセデスのルイス・ハミルトンがターン1を曲がりきれずに大きく後退するなど、最後まで波乱の展開となった。

マリオ・イゾラ(自動車レース責任者)

「ランス・ストロールとマックス・フェルスタッペンのインシデントを完全に理解するには、その背後にある事実を明確に立証しなければならない。現時点で言えるのは、ハミルトンのタイヤにもカットが見つかったことと、ここでは実際のところ左リアタイヤよりも右リアタイヤの方がハードに使われるという点だ。警告もバイブレーションもなく、他の似たような使用度のタイヤに過剰な摩耗は見られなかった。そのため、こういったことはあってはならないことであり、答えを求められていることは理解できるものの、今回のダメージが外的要因によるものであることは否定できない」

【C】