レースは難しいと予想も「全力を尽くす」とルクレール

フェラーリのシャルル・ルクレール【アゼルバイジャンGP/バクー、2021年6月5日(Formula 1)】


5日(土)、シーズン第6戦アゼルバイジャンGP予選でフェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得し、カルロス・サインツも5番手につけたが、サインツはQ3終盤にクラッシュを喫してしまった。

土曜フリー走行はルクレールとサインツが4番手と5番手に並んでいる。

シャルル・ルクレール

「とてもうれしいよ。僕はステップ・バイ・ステップで物事を進めるようにして、今日はQ3だけプッシュした。これがとてもうまくいったみたいだね。おかげで、どこでタイムを稼げるか、どこでもっと攻められるか分っていたんだ。最初のラップはそこそこ満足だったけど、ターン4からターン6にかけてかなりのタイムを失った。2回目の計測ラップはかなり良かったけど、赤旗でセッションが中断してしまった。とにかく、それでもポールだからとてもうれしい。ランキングで上位にいるライバルたちほど僕たちのレースペースは良くないから、レースで彼らを抑えるのはかなり難しいと思う。ここの直線は非常に長く、オーバーテイクも簡単だ。明日は全力を尽くして、またポジティブな驚きを与えることができればいいね」

カルロス・サインツ

「今日もまた、とてもフラストレーションのたまる予選になった。あの状況のせいで、僕たちのクルマのポテンシャルを全て発揮できなかったのは残念だ。アルファタウリが目の前でクラッシュしたとき、僕は最後のアタックでタイムを縮めていた。タイヤがロックした煙が見えたけど、そのまま走ってくれと思った。クラッシュが見えたときには手遅れで、僕はバリアに当たってしまった。あの速度だと、もっとひどいことになってもおかしくなかったけど、クルマは大丈夫のようだ。ポジティブなこととしては、僕たちのペースはとてもよく、バクーに来る前に持っていた予想を上回るほどだ。ポールを取ったシャルル(ルクレール)はおめでとう。全体としてはチームにとって素晴らしい結果だ。これからレースに向けた準備を始める。明日はリカバリーするために絶対にベストを尽くすよ」

ローレン・メキース(レーシングディレクター兼コース部門責任者)

「シャルル(ルクレール)は、2週間前のモナコでのポールポジションよりもさらに予想外のポールポジションを獲得した。バクーに到着したときには、前回のレースよりもはるかに複雑な週末になるだろうと思っていた。しかし実際には、理論的にはこのコースはわれわれのマシンにはあまり適していないはずなのに、プラクティスの最初から予想以上にパフォーマンスレベルが高かった。この2日間、チームもドライバーも素晴らしい仕事をして、セッションごとにマシンを改良してきた。どのチームよりも優れた一連の予選成績は、その成果にふさわしいと思う。カルロス(サインツ)のクラッシュは前方のツノダのスモークに不意を突かれたためだ。このようなことはよくあることで、黄旗が出ていたためにあの時点で減速しなければならなかったことを考えれば、結果に影響はなかった。明日は非常に厳しいレースになることが予想される。ここではオーバーテイクが当たり前なので、ポールポジションはモナコほど重要ではない。昨日の結果から、レッドブルとメルセデスがロングランで非常に速いことが分かる。特に第1スティントでは、タイヤのデグラデーションが重要なファクターになるだろう。予想外の展開が多いこのレースでは、どんな事態にも対応できるようにしておかなければならない」

【N/K】