初Q3進出もクラッシュを喫した角田

アルファタウリの角田裕毅【アゼルバイジャンGP/バクー、2021年6月5日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


5日(土)に実施されたシーズン第6戦アゼルバイジャンGP予選でアルファタウリのピエール・ガスリーが好走を見せて4番手に食い込み、角田裕毅も初のQ3進出を果たしたものの、ラストアタックでクラッシュを喫して赤旗要因となってしまった。角田は予選を8番手で終えている。

予選6番手だったマクラーレンのランド・ノリスが赤旗掲示中の対応に問題があったとして3グリッド降格処分を受けたため、角田のグリッドはひとつ繰り上がる予定だ。

土曜フリー走行ではガスリーがトップタイムを記録し、角田は8番手のタイムを残した。

ピエール・ガスリー

「率直に言うと、とんでもない1日だった。FP3でトップタイムをマークして、予選に向けてすごくエキサイティングな気持ちになっていたんだ。今日は明らかにペースが良く、力強さも感じていた。レースウイーク中はずっとプッシュし続けているけど、このバクーではマシンをうまく機能させられていると思う。予選でのパフォーマンスにも満足していて、最終的にはトップ争いができる位置にいられたんじゃないかと思うけど、4番手というのも素晴らしい結果だし、上位との差もわずか。チーム全員の素晴らしい努力の成果であり、ここまで向上できたことをみんなが誇りに思うべきだね。1周ごと、セッションごとに状態を上げていき、すべて限界までプッシュしようとしてきたし、今週末はそれがうまくできている。Q3では全力を出し切れて、明日のレースに向けてとてもいい位置につけられた。ユウキはプラン通りに締めくくることができなかったけれど、今週末はとてもよくやっていると思う。ユウキは各セッションを通してペースを上げるために必死に取り組んできたから、初のQ3進出を果たしたことを喜んでいいんじゃないかな」

角田裕毅

「今日は本当に複雑な気分です。ここアゼルバイジャンでは週末を通していい前進ができましたし、すごくポジティブで、初めてQ3に進むことができました。もっと上のポジションからレースをスタートするポテンシャルはあったと思います。でも、少しプッシュしすぎてしまって、うまく結果にはつながりませんでした。もちろんがっかりしていますし、チームにはとにかく謝りたいです。でも、明日は違う1日だと考えています。モナコと比べてここはオーバーテイクがかなり楽ですし、いいタイヤ戦略があれば、レースでは僕たちに有利かもしれません」

ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)

「このコースでは驚くことが多いが、今日も例外ではなかった。昨日は良いパフォーマンスを見せていたので、FP3でのマシンの変更は微調整にとどめた。FP3では直面した路面温度の上昇を考慮して、その後は涼しい予選に向けての対応をした。FP3では、変更した部分によって改善が見られ、タイトな中団争いの上位で戦えるマシンに仕上がっていた。すべてをうまくまとめられれば、2台そろってQ3に進出できるチャンスがあると信じて予選に臨んだ。予選は何度も赤旗が提示されたりラップが中断されたりと、非常に忙しく激しいセッションとなり、計画を変更せざるを得なかったが、特にQ1ではチームもドライバーもうまく対応してくれた。Q2ではユウキが素晴らしいラップを披露して、今シーズン初めて両ドライバーが共にQ3に進出した。2人とも今日は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、4番手のピエール(ガスリー)は3番手のマックス(フェルスタッペン/レッドブル)と1,000分の2秒差だった。ユウキは1回目のラップで8番手につけていたが、2回目に少し無理をしたためロックしてしまい、その影響でフロントサスペンションにダメージを受けてしまった。しかし、これも経験の一部であり、今週末の他の期間は集中して順調にペースを作り、非常に良いパフォーマンスを見せてくれていた。今夜は彼のマシンにやるべきことがある。また、レースに向けて両ドライバーの準備を進め、2台のマシンが共にポイントを獲得できるようにしたいと思う」

【M/K】

(Honda Racing F1 Team プレスリリースより一部引用)