アルピーヌ・アカデミーの2人がシルバーストーンでF1マシンをテスト

シルバーストーンでアルピーヌF1のテストに臨んだオスカー・ピアストリ【シルバーストーン、2021年5月25日(Alpine F1 Team)】


アルピーヌ・アカデミーのドライバー、オスカー・ピアストリと周冠宇(ゾウ・グァンユウ)が今週、シルバーストーン・サーキットでアルピーヌF1チームのテストに臨んだ。

テストは25日(火)と26日(水)の2日間にわたって行われ、マシンは2018年型のR.S.18が使用された。初日はF2に参戦中のピアストリがドライブした。現役のF3チャンピオンでもある彼はダンプコンディションの中、86周をコンプリート。ピアストリがF1マシンのコックピットに収まったのはこれが2回目のことだ。続いて最終日は、F2のチャンピオンシップリーダーである周がドライブを引き継いだ。前日よりもよく乾いたコンディションの中、中国人ドライバーは106周をコンプリート。R.S.18で5回目のテストを終えた。

オスカー・ピアストリ

「もう一度F1マシンをドライブできたのは素晴らしい経験だった。シルバーストーンをF1マシンで疾走する以上に素晴らしいコンビネーションはなかなかないよ。午前中は少しウエットだったけど、午後はたくさんのラップをコンプリートできて、そこには予選やレースシミュレーションも含まれていた。今日はたくさんのことを学んだよ。当分は忘れられそうにない。これを最初として、これから何度もシルバーストーンでF1をドライブできるといいな」

周冠宇

「昨日は本当にいい1日だった。モナコからシルバーストーンに来て、F1マシンの驚異のダウンフォースを感じられたのは最高の気分だったよ。今年になってからF1マシンに乗るのは初めてだったけど、すぐにマシンに適応できた。小雨は降ったものの、プランにはそれほど支障がなく、チームとして、それから僕個人として果たせた進歩に満足している」

ミア・シャリズマン(アルピーヌ・アカデミー・ディレクター)

「アカデミーのドライバーたちにとって、シルバーストーンで良い2日間のテストができた。R.S.18をシルバーストーンでテストしたのはこれが初めてであり、もちろん、アカデミーのドライバーたちによるF1テストは今年初めてだ。オスカーの担当日はいささか天候が悪かったが、プログラムの流れはスムーズだった。彼はおよそ500kmを走破しており、F1のフルレース距離をコンプリートしている。まだF1マシンで2回目のテストであることを考えると、上々だ。今回の狙いはマシンを知ってもらい、成長を続けてもらうことだった。周の方は、引き続き彼の成熟を見られて良かった。テストプログラムも3年目に入り、彼はこのところ飛躍的な進歩を見せている。それは今日のR.S.18のプログラムにも反映されており、F1マシンで1日に走った中では最多の106周をコンプリートした。この2日間から両ドライバーは多くのことを学んでくれたと思う。われわれは今後も全アカデミードライバーたちのためのテストの機会を探していく」

【M】