サインツがモナコでフェラーリ移籍後初の表彰台

フェラーリのカルロス・サインツ【モナコGP/モンテカルロ、2021年5月23日(Pirelli)】


23日(日)、シーズン第5戦モナコGP決勝レースに挑んだフェラーリはポールシッターのシャルル・ルクレールをトラブルで欠くピンチも、カルロス・サインツが2位でチェッカーフラッグを受けて表彰台に上った。

シャルル・ルクレール

「今日はつらい1日だった。チーム全体の気持ちが痛い。予選であんなことがあった後、メカニックたちが素晴らしい仕事をしてくれて、僕がレースに出られるよう全力を尽くしてくれた。ついにここで優勝争いができるのかと本当に楽しみにしていた。残念ながらそうはいかなかった。特にホームレースでスタートすらできないことを受け入れることは難しい。何かがおかしいことに気付いたとき、僕はクルマの中で感情的になってしまった。正確には何が問題だったのか、まだ調査する必要がある。それでも全体的にはいい週末だった。カルロス(サインツ)は力強く一貫性があり、スクーデリア・フェラーリで最初のポディウムを取れたから、彼とチーム全体にはよかったと思う。厳しかった2020年を経て、サーキットとマラネロにいるチーム全員が大きく報われる成果だ」

カルロス・サインツ

「フェラーリで最初のポディウムは素晴らしい気分だ。特にモナコだから、決して忘れないよ! チャンスがあるのは分っていたし、今週はポディウムを取るペースもあった。レース運びも完璧だったよ。シャルル(ルクレール)とチームのことを考えると、それでもほろ苦い感じはある。競争力をつけるためにサーキットとマラネロにいる全員が信じられないほど努力して、トップへの道筋を可能にしてくれた。今日は2台そろって戦えなかったのはとても残念だ。僕の方は、スタート位置からすると最大の力を出した結果だから2位で満足だ。最後まであと一歩、みんなそう思っているけど、こんなふうにプッシュし続けると、思ったよりも早くそこに行けるのは間違いないよ。フォルツァ・フェラーリ!」

マッティア・ビノット(チーム代表)

「われわれにとって非常に対照的な感情を味わった週末だった。今日は勝てる本物のチャンスがあったので、2位のポイントだけを持ってモナコを去るというのは期待外れの面もある。一方で、シャルルが昨日、素晴らしいポールポジションを獲得したこと、そしてカルロスがフェラーリで初めてのポディウムを獲得し、何よりチームが一歩一歩前進していることには満足感を覚える。カルロスの2位をチームと祝うために、シャルルが表彰セレモニーの場に来てくれたことをとてもうれしく思う。彼にとって非常につらい1日だったが、それでもチームにとっての重要な瞬間をわれわれと一緒に過ごそうとしてくれた。これはまた、1つの#essereFerrari(フェラーリであれ)の示し方であり、こうした姿勢が未来を構築するのだ。われわれは次のバクーに集中しなければならない。このコースと同じような競争力を見せるのは難しいと分かっている。われわれが今まで進んできた道を歩み続けることが重要だ」

【N/M】