僚友との接触は「僕のミス」とライコネン

アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィとアルピーヌのフェルナンド・アロンソ【ポルトガルGP/ポルティマン、2021年5月2日(Pirelli)】


2日(日)、シーズン第3戦ポルトガルGP決勝レースでアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが12位で完走した一方、キミ・ライコネンはオープニングラップ終盤にチームメイトのリアにぶつかり、フロントウイングを失って戦線離脱、このレース唯一のリタイアを喫した。

キミ・ライコネン

「チームメイトとの接触は絶対に避けたいものだが、今回は残念ながら僕のミスだった。スリップストリームに巻き込まれて、アントニオ(ジョビナッツィ)に突っ込んでしまった。その後は何もできなかった。フロントウイングがクルマの下に入り込んでしまってステアリングを切ることもできず、そのままグラベルに突っ込んでいくしかなかった。いいペースがありそうだっただけに、残念だ。スタートはとてもうまくいったし、レースはポジティブなものになったはずだ。唯一のプラス材料は少なくともアントニオがダメージを受けずに済んで、レースを続けられたことだ」

アントニオ・ジョビナッツィ

「今日のレースでは、できる限りのことができたと思う。これ以上、トップ10に近づくことはできなかったね。キミ(ライコネン)との接触では幸いにもダメージはなかった。セーフティカーが出た後は、前方で何も起こらなかったから、ポイント圏内に入るのはとても難しかった。12番手からスタートしてその順位で終えた。アロンソ(アルピーヌ)やベッテル(アストンマーティン)とのバトルもあって、楽しいレースだった。セブ(ベッテル)をパスして、2台のアストンマーティンを抑え切れたのは良かった。早くポイント圏内に入れるように引き続き努力していくよ」

フレデリック・バッサー(チーム代表、ザウバー・モートアシュポルトAGマネジングディレクター兼CEO)

「われわれにとっては複雑な日曜日だ。チームメイト同士の接触で1台を失うという、競技の点でチームにとっては最悪の事態のひとつに見舞われた一方で、生き残った1台でアントニオが本当に素晴らしい仕事を果たし、直接的なライバルの大半を抑え込み、ポイントにあと一歩の位置でフィニッシュした。レースではマシンの競争力を発揮できたものの、通常の環境でトップ10に入るにはまだ足りないものがある。われわれの仕事に終わりはなく、コンスタントにそこに到達するためにプッシュし続ける」

【K/C】