フェルスタッペンが3位も波に乗り切れなかったレッドブル

レッドブルのマックス・フェルスタッペン【ポルトガルGP/ポルティマン、2021年5月2日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】


2日(日)、シーズン第3戦ポルトガルGP決勝レースに挑んだレッドブルのマックス・フェルスタッペンは2位表彰台に上り、第1スティントを最も長く取ったセルジオ・ペレスは4位でゴールした。

マックス・フェルスタッペン

「このコースは何かが僕たちのマシンに合っていないようで、グリップや全体のペースの面で、いったん休止の週末だったと思う。去年はここではあまり強くなかったのが、今年は少し良くなって、1台のメルセデスの前でフィニッシュできた。でも、両方のメルセデスをとらえるには十分ではなかった。とはいえ、2位というのはかなり良い結果だ。今シーズンは僕たちが得意とするコースとメルセデスが得意とするコースの間で、浮き沈みが激しくなることは分かっていた。今日のレースはまずまずうまくいって、常にプッシュできて良かった。序盤、バルテリ(ボッタス/メルセデス)がグリップ不足に悩んでいたから彼にプレッシャーをかけようとしたけど、明らかに後ろのルイス(ハミルトン/メルセデス)のペースが良くて、僕ら2人を追い抜いていった。ピットストップではバルテリを抜けたけど、ハードタイヤでは僕らの方が少しだけ遅いのがよく分かった。ある周回ではルイスに追いつけたけど、他の周回では不可能だった。レース終盤でバルテリが僕に追いついてきたことも、今日の彼らのペースを物語っていた。ファステストラップがなくなってしまったのは残念だ。トラックリミットはバカげている(笑)、グラベルを復活させるべきだよ! まあ、これは仕方ない。いつもトライしているし、ギャップがあったからそれを取りにいったんだ。ここではたくさんポイントを獲得できたけど、もっと正常なグリップレベルがあって、良い思い出があるバルセロナのコースを楽しみにしている。各チームの進歩もさらに明確になると思う。これから長いシーズンだから、いろいろなことが起こるだろうね」

セルジオ・ペレス

「僕の方は忙しいレースだったよ! ランド(ノリス)がターン4で僕をパスしたけど、彼は4輪全てコースをはみ出していたから、トラックリミットに抵触して順位を戻すことになると思って防御しなかったけど、そうはならなかった。あれは僕の判断ミスだったけど、ランドの後ろにはまったことで自分のレースが犠牲になり、かなり多くのタイムを失った。彼をパスしたときには僕はいいペースで走れていたけど、後の祭りさ。その後、戦略的に違ったことやろうと、セーフティカーが出ることを期待してスティントを延長したけど、うまくいかなかった。4位ができる限りの結果だった。クルマとレースペースが良くなってきているのは間違いなく、走行距離を積み上げることでクルマの理解が深まっている。もちろん、まだ習熟して改善しないといけない部分はあるけど、それもただ学習プロセスの一環だし、来週からのバルセロナに向けて頑張るよ。この週末はまたメルセデスとの接近戦だったけど、今シーズンはずっとこんな感じだと思う。ある週末では彼らの方が速く、別の週末では僕たちの方が速い。だからこれからも集中してハードワークを続けていかないといけないね」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「今日を見れば、このチャンピオンシップがスプリントではなくマラソンになることが分かる。非常にタイトで、ほんのわずかなゲインが決め手になる。マックスは今日もマシンを限界まで走らせ、メルセデスから2位を奪ってみせた。彼とルイスの間は極めてタイトだ。マックスにとってはレースの最後にコースリミットのためにファステストラップのポイントを失ってしまい、不満だっただろう。これについてはわれわれもレース週末を通して一環しているべきだと同意する。同様にセルジオも、マクラーレンにオーバーテイクされた際にコースリミットの件で不利益を被った。だが、抜き返してからのペースは良かった。彼は間違いなく感覚をつかみつつあり、レースがまとまってきている。クリーンエアでの彼のペースはリーダーたちに匹敵していたので、彼の進歩には満足している。全体として、2位と4位は多くのポイント獲得を意味しており、チャンピオンシップでマックスとルイス(ハミルトン/メルセデス)の間には8ポイントの差しかない。来週のバルセロナはベンチマークになる。そこで全マシンの強さと弱さの明確な図が明らかになるまで、しっかり仕事に取り組んでいく」

【K/N/M】