プロフィール
F1史上4人目のロシア人レギュラードライバーであるニキータ・マゼピンは、1999年に生まれた。7歳の時に初めてハンドルを握り、2015年にカートからフォーミュラ・ルノー2.0 NECに活動の舞台を移した後、2018年のGP3選手権でタイトル争いに絡み、4勝を挙げてランキング2位でシーズンを締めくくったことで2019年のF2参戦につなげている。F1のテスト走行に参加する機会も得ており、2019年5月に実施されたインシーズンテストではメルセデスのドライブを任され、その日のトップタイムを記録した。
マゼピンは2020年もF2で戦い、シルバーストーンとムジェロのフィーチャーレースで優勝したほか、表彰台に上ること4回、レースのファステストラップは2回記録している。ランキングは5位だった。同年12月、ハースF1が2021年シーズンのレギュラードライバーとして起用することを発表している。